寒中見舞いの書き方と、友人や同僚や親戚や目上の方に使える一般的な文例と、年賀状が遅れた時の文例。
写真入りや結婚報告や出産報告を兼ねてもマナー違反にならない?
についてまとめてみました。
寒中見舞いの書き方
「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は不要になります。
1・季節の挨拶
「寒中お見舞い申し上げます」「余寒お見舞い申し上げます」の決まり文句。
※余寒見舞いは立春の次の日から2月の末位まで出すことができます。
2・先方の安否を尋ねる言葉
3・自身の近況を伝える言葉
お相手に応じての近況伺いやこちらの近況報告を入れると喜ばれると思います。
また、文面に悩みましたら、昨年頂いた年賀状を見ながら書くのも、話題が広がりますよ。
4・先方の無事を祈る言葉
5・日付
にの流れとなります。
日付は「○○年○月」のみでもかまいません。
そして、喪中の相手に出す場合は、おめでたい言葉は避けましょう。
寒中見舞いの文例
友人や同僚や親戚や目上の人など一般的に使える文例です。
少し固めの文例もありますが、状況に応じて適宜活用していただければ幸いです。
文例1
厳しい寒さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか
くれぐれも風邪などお召しになられませんようご自愛ください
今年もよろしくお願いいたします
文例2
春の訪れが待ち遠しい今日このごろですが皆様お変わりありませんか
旧年中は大変お世話になりありがとうございました
今年もよろしくお願いいたします
文例3
暖冬とはいえ、さすがに冷え込む今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか
おかげさまで私どもは無事に過ごしておりますのでご安心ください
時節柄、くれぐれもご自愛ください
文例4
暖冬とはいえ、朝晩の冷え込みは辛いものがございます
無理をせず温かくしてお過ごしください
私どもは皆元気にしております
もうすぐ春の足音も聞こえて来る頃、どうぞお風邪など召しませぬよう、お体を大切にお過ごしください
文例5
毎日寒い日が続いておりますが皆様はお変わりございませんか
くれぐれも風邪などお召にならないようにご自愛ください
寒中見舞いの文例年賀状の返事が遅れた場合は?
年賀状の返事が遅れた場合の寒中見舞いの書き方は、時候の挨拶の後に、年賀状を頂いたお礼とお詫びを入れます。
文例1
ご丁寧な年賀状を頂きありがとうございました。
ご挨拶が遅れ申し訳ございませんでした
皆様におかれましては良いお年を迎えられましたご様子、心からお喜び申し上げます
私どもも無事越年いたしました
今年もよろしくお願い申し上げます
文例2
新春のご祝詞を頂きながらご挨拶が遅れてしまい、誠に申し訳ございません
厳寒の折、風邪などお召しになられませんようご自愛ください
今年もよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます
文例3
年賀状をいただきながらご答礼が遅れてしまい申し訳ございません
新しい年もみなさまにとってより良い一年になりますようお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
寒中見舞いで結婚報告や出産報告や写真入りはマナー違反?
季節のご挨拶なので、結婚報告や出産報告や写真付きの寒中見舞いを送ってもマナー違反にはなりません。
ただし、突然の訃報などで旧年中に喪中の報告を出来なかった場合に、寒中見舞いのタイミングで写真入はがきに喪中のことを記載されると、マナー違反と思われる方もいらっしゃいますので、喪中に関する内容を記載したい場合は写真入りは避けた方が無難かと思います。
親しい方宛、かつ、マナーに厳しくない方に写真を添えたい場合には、予めシンプルな寒中見舞いはがきを作っておき、都度シールタイプの写真を貼るのもいいかと思います。
さいごに&リンク集
寒中見舞いは色々な使われ方がありますが、一番嬉しいのは、お相手のことを気遣う気持ちからのお便り。
最低限のマナーはありますが、固く考えすぎずに出されてみてはいかがでしょうか?
宛名や差出人の書き方に関しての記事は、以下のまとめ記事から読むことが出来ます。
素敵な1日を(^^)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。