節分といえば鬼は~外!福は~内!と落花生を撒いて、拾って歳の数だけ食べると信じていた私。
ところが、生まれてこの方東京在住の夫に「落花生??」と大笑いされ、息子にも「幼稚園の豆まきは大豆」とダメ出しされた上に、職場でも「実家千葉だけど、落花生撒かない(爆笑)」に大衝撃。
豆まきに落花生をまく理由と地域と数え方、子ども向けに袋入りの豆のお菓子を使った時についてまとめてみました。
豆まきに落花生をまく理由と地域は?
あるリサーチによりますと、北海道、東北、信越地方ではおよそ8割以上の方、
また、九州(特に鹿児島県と宮崎県)でも3割程度の方が落花生を撒いているということが判明しました。
本来の豆まきは炒った大豆を厄除け払いのために撒くと言われており、落花生を撒く風習は後にできたものですが、そのように変化したのは「昭和30年代、北海道から」(全国落花生協会)とのことです。
なぜ北海道からなのか?は
・(大豆は埋もれてしまうので)食べ物が粗末にならない
・大豆は夏の豆に対して落花生は秋冬の豆
・落花生はカロリーも高いので寒い地域では好まれる
などの理由から落花生を撒くようになり、それが雪の多い東北や信越地方にも広がっていったようです。
また九州(特に鹿児島県と宮崎県)で落花生が撒かれるのは鹿児島が落花生の産地であるという説が有力です。
落花生の産地といえば千葉県もありますが、こちらでは大豆を撒くようです。
そして、最近の調査によると
2位:殻をむいて食べるので衛生的だから56.1%
3位:他の豆に比べて落花生なら拾いやすい 32.9%
大豆は小さく、壁や床に当たる衝撃や踏みつけることで豆が破壊されやすく、周囲に豆の破片が飛び散りがちなのに対して、落花生は比較的そのままの形で拾うことができる。
と、より合理的な意見から、大豆をまいていた地域にも広がりつつあると言われています。
とはいえ、落花生もアレルギーを引き起こすと激しい症状が出がちな食べ物なので、小さいお子さんや、食物アレルギーや喘息をお持ちのお子さんには注意が必要です。
落花生を歳の数だけ食べる時の数え方は?
ちなみに、落花生は1つの殻に2つ入っているので、「歳の数だけ食べるのはどっちで数える?」という疑問があるかもですが、私は1つの殻あたり1歳分で、調査でも1つの殻で1歳分が多いようです。
また、さらに掃除がしやすく、大豆や落花生だけでは子どもと一緒の豆まきには食べにくいという意味では、
「小袋入りの豆」「アソートパック」「お菓子」を撒いているというお友達ママからの話も複数。
その話を聞いた時はまたもや衝撃でしたが、確かに理にかなっていると思い、翌年はこのようなものを撒いてみました。
子ども向けの豆まきにお菓子をまいてみました
お友達の「鬼はアソート」話に爆笑した私。
前年は落花生が夫と息子共に微妙な空気だったので、大豆や袋入りの豆のお菓子にしてみました。
「豆まきは大豆でしょ?」
と嫌がられるかと思ったけど、あっさり受け入れて皆で美味しく頂きました。
福豆は一袋15粒位で、水分ないとむせるけど、この小袋加減がおやつにも食べやすそうです。
更に時が経ち、スーパーで見かけて衝撃的だったのが…
「美味しく食べて「福」招き」
と書かれているPOPのかごには「甘納豆小袋」
でん六で「鬼はアソート」という商品があったくらいなので、甘納豆もあり?
甘党夫と息子にとってはこれは意外とウケるかも?
と好奇心も手伝ってアソート豆と両方買ってみました。
「鬼はアソート!鬼は甘納豆~~!」
そしたら、息子には甘納豆がツボだったようで、部屋に撒いた豆のうち、アソート豆だけごっそり戻され甘納豆だけ食べていた(笑)
甘納豆は柔らかいのでお子様やご年配の方にも良いかもしれません。
そして、撒き終わった豆(?)を拾いやすいのもいい感じでした。
さいごに&恵方巻と節分記事リンク集
恵方巻もそうですが、イベントを楽しむ方法として多様化している感じがありますね。
節分や恵方巻についての記事を書いております。
素敵な一日を(^^)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。