11月の酉の日に行われる酉の市。
大小様々な縁起熊手が販売され、威勢の良い手締めもお店によって個性があり、年末の風物詩となっております。
花園神社の酉の市の前夜祭で熊手を購入しました。
特に初めて購入しようと思われる方が気になるお値段や、少額でも気後れなく購入できるかや最高額や場所についてまとめてみました。
花園神社酉の市で熊手を購入しました
前夜祭は公称では夕方からとのことで、4時半過ぎに花園神社へ到着しましたら、熊手を高々と掲げて帰路に向かう方が複数見えられました。
また、暗くなる前にざっと見たところ、殆どの熊手商の出店が開いていたので、もう少し早い時間からでもよいようです。
拝殿に参拝して、社務所で御朱印を頂いた後に、まず目に留まったのは、社務所の斜め前にお店を構えられていた、1番の種田貞次郎さん。
目に留まったもう一つの理由として、
「カードつかえます」
店頭では、ぱっと見お値段がわからなかったり、熊手屋さんによっては言い値ともいわれているので、勝手に衝撃。
そういえば、外国の方もかなり見えられていたので、
カードつかえます。
は購入のハードルも下がるのかも?
まず目に留まった、可愛らしい招き猫がついた小さい熊手のお値段を聞いてみました。
1,000円。
「熊手は初めて?」
と聞かれたので、
「他のお店で買ったことがあるけど、それより大きいのを買わないと縁起悪いんですよね?」
と聞いてみたら
「店を変えて買うのなら、これまでのより小さいのからでも構わない」
とのこと。
「この1,000円の熊手から始めるとして、次はどの熊手になるのですか?」
とつい気になって聞いてみました。
向かって右の招き猫が付いた熊手が1,000円、
真ん中の鯛がついた熊手が2,000円、
一番左の、中央におかめが付いた熊手が3,000円。
「並べて撮っていいですか?」
の図々しい申し出に快く答えていただきました。
2~3,000円になると、かなり見栄えの良い熊手を求められるんだな。
と一瞬迷ったものの、一目見て、
「これ可愛い!」
と思った、1,000円の招き猫の熊手を購入することに。
お店の千社札を貼ってもらいました。
花園神社酉の市の熊手の値段と最高額は?
お安い熊手では、1,000円からの所が多く、同じ1,000円の熊手でも、縁起物の飾り付けや、大きさも意外と差がありました。
そして、更にお安いといえば、500円の熊手もありました。
吸盤付きという飾る場所によっては便利では?というのにビックリ。
500円の熊手と同じお店にあった、こちらの熊手は1,500円
おかめ、招き猫、米俵、小判、小槌など、縁起物が盛り沢山に飾られています。
9番の大木正義さんでした。
こちらは2,000円からのお手頃価格の熊手。
ちりめん布で作られたおかめなどの縁起物がついている熊手も柔らかい雰囲気でいいですね。
こちらは4番の伊藤邦一さんでした。
小さめの熊手は手軽に手に取りやすい位置に置かれていることが多かったです。
交渉しているのをたまたま耳にした、こちらの熊手は8,000円。
複数の熊手屋さんに聞いた所、最高額は20万円や、
別のお店では、
「お客さんの言い値+ご祝儀」
と伺った時は、もしや、総額としては青天井?
思わず固まりました(笑)
その他にも、升や宝船などに入った置き型の熊手もあり、飾る場所に適した熊手を探す楽しみもありますね。
花園神社酉の市の熊手の出店の場所は?
花園神社酉の市の熊手の出店の場所は、明治通り側の大鳥居がある入り口を入ると、参道があり、拝殿参拝後、右手の階段を降りていきますと社務所があります。
そこから連なる道沿いと、参道からも、右手に数本道ができており、
その両端にも出店しております。
参拝を終えて振り向いた時の参道の様子です。
このまま階段を降りて、左手の通路からも、熊手商の出店を見ることが出来ます。
ちなみに、花園神社の熊手商は約60店舗出店されており、屋号の上に書かれている番号と場所は毎年変わりないとのことです。
さいごに&関連記事リンク集
一度購入したら年々大きくしないといけないのか?
と思いましたら、お店を変えればこれまでより小さいのでもよい。
というお話には驚きとともに、
「それならまた小さいのからでも買ってみようかな?」
というハードルが下がったところがありました。
酉の市のもう一つの楽しみといえば屋台。
花園神社の屋台につきましては以下のリンクの記事でご紹介しております。
花園神社の酉の市につきましては、更に行ってきた際の混雑、見世物小屋や屋台やベビーカステラや切山椒を購入した感想、御朱印について書いております。
他には、酉の市での熊手の買い方、価格の相場、飾る方角、返し方。
場所別では、浅草酉の市と花畑大鷲神社の酉の市のアクセス、混雑状況、屋台、限定御朱印などにつきましては、以下のリンクのまとめ記事より興味のある記事を見ることができます。
素敵な1日を^_^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m