関東各地の大鷲(鷲・大鳥)神社を中心に、11月の酉の日に行われる酉の市。
一の酉の前日には新聞広告が出たり、当日には朝からラジオのパーソナリティさんも話題にする程、知名度の高いお祭りです。
東京都足立区の大鷲神社の酉の市、一の酉の日の夜に行って来ました。
混雑状況や、熊手購入時や祀り方についてまとめてみました。
大鷲神社酉の市夜の混雑は?
20時過ぎに、おとりさまが開催されている足立区花畑の大鷲神社に到着。
神社の1km位手前から、どこからかともなく徒歩や自転車のグループが増えてきました。
神社前の道路は車両通行止め。
自転車はこの道には入ることが出来ますので、警備員さんの指示に従い、屋台の空いている所に駐輪。
鳥居の横に飾られた提灯のライトアップと屋台が、お祭りの雰囲気を醸し出しています。
境内に一歩入ると、すれ違うのがままならないほどの人出。
といっても、大鳥居周りが特に混んでいたようで、参拝者の列最後尾までは普通に歩けました。
まずは参拝。
列に並んでからは15分位で順番が回ってきました。
といっても、方々から子どもたちの
「お参りはしなくていいから~」
の声が。
辺りは屋台の誘惑や、どうしても待つゆえに、お参りの意味がよく分かっていないお子様にとっては言いたくなるのも無理はないような。
このような場を機会に何故お参りをするか?
というのを話すのもありかもです。
振り返ると参拝をする方の長蛇の列。
昨年は21時頃に着き、参拝まで30分ほどかかりましたので、遅くなるほど混む傾向はあるのかもしれません。
昨晩は首元のスカーフを思わず外すほど暖かめだったのが幸い。
二の酉、三の酉まである年もありますが、気候も日が経つに従って寒くなり、風邪なども流行ってきますので、天気予報や状況と相談して、できるだけ二の酉に出向いたほうがいいと思います。
大鷲神社酉の市開運熊手を購入
熊手屋さんは拝殿の手前の両脇の通路に3軒。
ライトアップされた色鮮やかな熊手はきらびやか、かつ艶やかさが増します。
上に目線を注ぐほど大きな熊手が、どうだ!とばかりに飾られています。
初めての熊手の方向けの小さめの熊手は、手元に取りやすいような場所に。
熊手を正面に向け、高く掲げて持ち歩く方もかなり見かけました。
どこからかともなく始まる「商売繁盛!」と手拍子を繰り返す手締め。
手締めってどんな風にするの?
は、自分で求めて手締めをしてもらうのが何よりでしょうが、流れを見てみたい方には、熊手やさんの様子を見ているのがいいかも。
参拝後、昨年購入した開運熊手を納所へ。
花畑大鷲神社は、拝殿向かって右手の奥に納所がございます。
続いて、今年の熊手の購入。
縁起物が沢山ついている熊手をあれこれ検討するのも魅力的でしたが、あまり時間がなかったのもあり、去年に引き続き、大鷲神社の「かっこめ」を求めることに。
授かる時に、大鷲神社の由来などが書かれている書面と、熊手の祀り方も一緒に添付されておりました。
熊手の祀り方は?
それによると、
・袋から出し、神棚または清浄な場所におまつりします。
位置は高く、向きは南、または東に向けてください。
・お参りの作法は、慎んで二礼二拍手一礼いたします。
・開運熊手は一年経ちましたら、新しい物にお取り替えしましょう。
・古くなった熊手は、受けた神社に納めてお礼参りしましょう。
花畑大鷲神社 開運熊手添付書面より。
ということで、南向き、かつ、家族が居ることの多い居間の、できるだけ高い場所にまつりました。
さいごに&酉の市リンク集
夜間といえども、10月並の気温に恵まれたのが幸いだった酉の市。
これからの二の酉、三の酉もお天気に恵まれ、商売繁盛、かつ家内安全でありますように。
花畑大鷲神社の酉の市を始め、出向いた所の酉の市についての記事を書いております。
下のリンクのまとめ記事からどうぞ。
素敵な1日を。
最後まで読んでいただいてありがとうございます^^