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ほおずき市浅草寺の由来日程時間値段種類風鈴とセットの理由育て方は?

2016年6月12日

四万六千日参拝したのと同じ功徳を得られると伝えられ、2015年度は55万人の人出と、多くの人々で賑わう浅草ほおずき市。

ほおずきの華やかな色と風鈴の音色と沢山の出店。浴衣で見えられる方も多く風情たっぷり。
浅草寺のほおずき市の由来と開催日時と雨天の際、ほおずきの値段や種類、風鈴とセットの理由や育て方についてまとめてみました。

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ほおずき市浅草寺の由来

ほおずき市は「四万六千日」の縁日(えんにち)にちなんで開かれてます。

毎月18日は、観音様と縁がある日という所から、縁日と呼ばれていて、この日に参拝した人はいつもより多くのご利益を得られると信じられていましたが、室町時代以降に月に一度の「功徳日(くどくび)」が加えられました。
その中でも7月10日の功徳は1000日分と最も多く、「千日詣」と呼ばれていたそうです。

その千日詣が浅草寺では享保年間(1716~36年)頃から「四万六千日」へと変わり、そのご利益は4万6000日分(約126年分)に相当するといわれるようになったのです。

ちなみにこの数は、「米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、一升と一生をかけた」などの諸説がありますがはっきりとしたことは分かっておりません。

特に縁起の良いこの日に一番乗りで参拝したいという人々の思いから、前日の9日より人出があったため、今では7月9日と10日の2日間が「四万六千日」の縁日となっています。

また、ほおずき市の発祥は、愛宕神社の縁日に、境内で自生してていたほおずきを飲めば子供の癇・婦人病に効くと言われていて、愛宕神社でも四万六千日と呼ばれていましたが、浅草寺境内にもほおずきの市が立つようになり、盛大になったと伝えられています。

ほおずき市浅草寺の日程や時間は?

浅草寺で開かれるほおずき市の日程は毎年変わらず、7月9日と7月10日に開催されます。

時間は例年午前8時頃から午後9時頃まで開催されております。

初日の9日は、午後11時頃まで開いている出店もあります。

仲見世通りの宝蔵門寄りの店が途切れたあたりからほおずきの露店が両側に並んでおり、五重塔周辺や浅草神社寄りまであるその店舗数は約120軒。

浅草ほおずき市は雨天でも開催される?

ちなみに梅雨時期なので、お天気が気になる所ですが、雨天開催、荒天中止になります。
2015年の浅草ほおずき市の動画です。

縁日の賑わいや鮮やかなほおずきと風鈴の音色、四万六千日の提灯が飾られている本堂の様子が垣間見れます。


2015浅草ほおずき市(四万六千日) 2分17秒BGMと音声あり

2019年度は火曜日と水曜日の平日なものの、浅草寺は観光客などでいつも混み合っています。

また、浅草寺諸堂はこの2日間は例年朝6時から午後8時頃まで開堂しております。
行事や時間の詳細につきましては、浅草寺の「今月のお知らせ」にて掲載予定とのことです。

そして、浅草寺の日々の出来事につきましては、浅草寺フェイスブックページで見ることができます。

右側のスクロールバーか、スマホでご覧の場合は、フェイスブックの画面の中をスクロールすると、過去の投稿も見ることができます。

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ほおずき市浅草寺のほうずきの値段は?

ほおずきの鉢に添えられている風鈴。
この風情のある風景に、ほおずきの鉢を買う人も多いですよね。

この江戸風鈴がついた吊り篭入りのほおずきの鉢は2,500円で、協定によりどこのお店でも同じ値段です。

また、ほおずきはいらないけど風鈴は欲しい。
という方には風鈴だけ500円位で売っている出店もありました。

2日目の終わり頃には値切れることもありますが、ご祝儀として置いていくのが粋な買い方とも言われているので、このお値段と思っていた方がいいでしょう。

風鈴によって音の出方が微妙に異なるので、お気に入りの音の風鈴を選んで購入しました。

ほおずき市のほおずきは現地から発送ができます

また、重たい鉢を持ち歩くのは大変な方は、ほおずき市の出店から発送することができます。

その他に、浅草神社の境内にヤマト運輸の配送センターが

当日の受付時間は19時まで。
全国一律1,500円でした。
※2018年

また、浅草寺側には佐川急便の配送センターがありました。

ほおずき市鉢以外の種類は?

ほおずきを育てたり風鈴もいらないけど、せっかくだからほおずきを求めてみたいという方は、

ほおずきが鈴なりになっている枝ほおずきが1,000円から。
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袋入りのほおずきが300円から500円で販売されてました。

お店によってお値段あたりの個数や、カゴがついているか否か?
がさまざまでした。

また、竹ひごにほおずきが1つ付いているひごほおずきは50円にて購入できます。

ちなみに昔は薬草と言われていたほおずきですが、こちらに出回っているものは観賞用なので食用にはできません。

せっかくのほおずき市、縁起物と夏の風情を味わうのに置ける範囲のほおずきを購入されるといいと思います。

ほおずき市にはつりしのぶの出店もあります

また、風鈴がついているもので、風流で涼しげな雰囲気を味わえるものとして、竹やイグサを芯にしてヤマゴケを巻きつけ、その上にシダ類のシノブの根茎を巻きつけて作られた「つりしのぶ」の出店も複数出ております。

灯籠、月に雲、帆掛け船、井桁など様々な形のものがあり、値段は2500円から3500円位で購入できます。

こちらのお店で釣り忍を購入し、1年近く経った今も元気に育っています。

ところで、なぜほおずきと風鈴がセットなのでしょう?

ほおずきと風鈴はなぜセットなの?

ほおずきは故人がお盆に帰ってくる際の提灯の役割として飾る風習がありました。

そして、風鈴は元々は邪気払いの意味として吊り下げられていました。

昔は強い風は流行病や悪い神をも運んでくると信じられており、お寺には相輪や堂の軒の四方に「風鐸」(ふうたく)と呼ばれるものが邪気除けとして吊り下げられていました。

この音が聞こえる範囲は聖域であるので災いが起こらないという事から、いつの頃からか民家の軒下に風鈴が邪気除けの意味で吊り下げられるようになり、また、故人がお盆に帰ってくる際に悪霊が一緒に来ないように、ほおずきと風鈴はセットになっています。

何個も購入してる方いらっしゃるのが不思議だったのですが、季節の風物詩としてばかりでなく邪気除けとして、自宅用にはもちろん、贈り物にもされるというのもわかる気がします。

ほおずきの出店以外にも、飲食物の屋台もたくさん出ているので縁日ならではの楽しみが味わえます。

ほおずきの育て方

ほおずきは日光を好みますので、夏の直射日光で乾燥しすぎない程度に水やりをして、日当たりのよい戸外に置いてください。

冬になると枯れてしまうように見えますが、根は残っており、寒さにも強いので、冬でも日当たりのよい戸外で年越しすることが可能です。

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さいごに&関連記事リンク集

ほおずきは漢字で書くと「鬼灯」や「鬼燈」「酸漿」ですが、浅草寺では観音様の前には鬼はいないという考え方から「酸漿」。
ぱっと見るだけでは読むのが難しい漢字です(苦笑)。

四万六千日の2日間はお札やお守りや御朱印もこの日のみのものとなります。
雷除札の由来や値段や種類に付きましては以下のリンクからどうぞ。

ほおずき市の出店と屋台の種類と混雑状況と回避する時間につきましては以下のリンクからどうぞ。

浅草寺周辺の観光や宿情報、地図はこちらをクリック【楽天たびノート】

素敵な一日を(^^)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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