冬に向うにつれて食べたくなる果物のひとつ、みかん。
みかんの食べ過ぎで手が黄色くなった!という話も聞くほど、美味しいみかんは食べ始めると止まらなくなりますね。
袋売りや、箱買いすることも多いみかん。
甘くて美味しいみかんを見分けられる方法を、実際食べてみて感じたことを含めてまとめてみました。
おいしい甘いみかんの見分け方
みかんの産地
大産地と言われる有名な産地のほうが、みかんの発育に適している気候と土壌、生産方法や選果にも力を入れていて、甘くて美味しいみかん率が高い感じがします。
ちなみに
令和2年度のみかんの都道府県別の収穫量割合は、
1・和歌山県が22%
2・静岡県が16%
3・愛媛県が15%
4・熊本県が11%
5・長崎県が6%となっており、この5県で全国の約7割を占めている。
出典:農林水産省ホームページ
(令和2年度みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量)
個人的には静岡県の三ヶ日みかんが甘さが濃くてオススメです。
β-クリプトキサンチンが含まれているということで、機能性食品に選ばれた三ヶ日みかんのレビュー記事は以下のリンクよりどうぞ。
みかんの大きさ
小さめが味が濃くて美味しいです。サイズで言えばMまで。
それ以上だと味が薄くなっているような感じがします。
ただし、年末年始から店頭に並ぶ、皮が分厚くて平べったい「青島」という品種は、大きさによって味の変化はありません。
みかんの皮の色
黄色い色よりも、橙色寄りの赤みが濃い色のみかんが、美味しいと言われています。
色が濃いみかんは太陽をたくさん浴びているといわれており、盛んに光合成が行われることで糖分の高いみかんになりやすいです。
また、触った感じが柔らかく、皮と身がくっついていて、皮のつぶつぶが細かくなめらかな、キメのこまかいみかんが美味しいです。
そして、枝の先にぶら下がったみかんは、糖分の溜まりやすいみかんであることが多いです。
みかん狩りに行かれた時は、垂れ下がったみかんをぜひもいでみてくださいね。
みかんのヘタの色
ミカンの木になってる状態で完熟すると、ヘタの色が黄色やだいだいになってきます。
店頭で見かけるものは緑色のが多いですが、緑が薄く、黄色く変わりつつある位の方が、甘いみかんの確率が高いです。
みかんのへたの軸
ヘタの軸は細い方がいいです。
軸が太いものは、大きな枝になったものが多く、枝の中央部分の「導管(どうかん)」と呼ばれる通路から多くの水分が入り、大味になりやすいです。
軸が細いものは、「導管」が細く、「師管(しかん)」と呼ばれる通路から、多くの栄養が送られていますので、甘みの濃いみかんになります。
みかんの形
丸くてもとても甘い「由良早生」という品種もありますので、一概には言えないようですが、縦に丸いものより、平べったいもののほうが、酸っぱくない感じがして、美味しいと一般的に言われています。
みかんの重さ
糖分が多く含まれているみかんは重いので、持ってみてずっしり重い感じのものが美味しいです。
さいごに&関連記事リンク集
大きいサイズのほうが食べごたえある様な?ですが、主に年末まで出回る、皮の薄い早生みかんの場合は、小さめのサイズを購入してみることをおすすめします。
みかんの保存方法やオススメのみかんの記事を書いております。
下のリンクからどうぞ。
素敵な1日を♪
最後まで読んでいただいてありがとうございます^^