卒園式が近づき、「アルバムや文集に載せるお子さんへの卒園メッセージを書いてください」という用紙を渡されることがありますよね。
短い一言でも、少し長めに書く場合でも、「何を書けばいいのだろう?」と悩むお父さんやお母さんのために、卒園メッセージを書く際のポイントや例文をまとめました。
卒園メッセージ親から子どもへ伝える3つのポイント
限られたスペースで心に響くメッセージを書くには、お子さんとのエピソードを思い出すことが大切です。
以下のポイントを参考にしてみてください。
1. 幼稚園や保育園に入る前のエピソードを盛り込む
お子さんが生まれた頃や入園前の成長エピソードは、親しか知らない特別な思い出です。
お子さんが「こんなに大切にされてきたんだ」と感じられる内容を書くと良いでしょう。
例:
・生まれてきた時のこと
・離乳食や好きな食べ物のこと
・ハイハイやおすわりが出来た時のこと
・歩き始めた時のこと
・言葉を話しだした頃のこと
・お友達ができた頃のこと
・おむつが外れた頃のこと
・好きな遊び、興味のあったこと
2. 幼稚園や保育園での思い出を振り返る
入園当初から卒園までに、お子さんがどのように頑張ったか、どんなことを楽しんできたのかを振り返ると、やさしく温かいメッセージになります。
お子さんが自分で読んで「そうだったんだ!」と嬉しくなるような内容を心がけてみてください。
書く際のポイント
成長や頑張りをやさしい言葉で伝える
「さいしょはできなかったことが、いまではこんなにじょうずになったね」とほめる。
好きなことや個性に触れる
「○○ちゃんはいつも○○がだいすきだったね」と共感するような言葉を添える。
感謝や共に過ごした時間を喜ぶ気持ちを伝える
「○○くん(ちゃん)がたのしくすごしてくれて、おとうさんとおかあさんもとってもたのしかったよ。」
例文アイデア:
「ようちえんにかよいはじめたときは、ちょっぴりないちゃったこともあったけど、いまではたくさんのおともだちとたのしいおもいでをつくったね。」
「たのしいえんそくや、おゆうぎかいでおどる○○くん(ちゃん)のすがた、とってもすてきだったよ。おうちでもおおきなこえでうたってくれて、うれしかったよ。」
「○○ちゃんがたくさんわらって、たくさんがんばっているすがたをみて、おとうさんとおかあさんもとってもうれしかったよ!」
3. 小学校での楽しみや応援の気持ちを伝える
小学校という新しい世界に向けて、お子さんがワクワクするような楽しいイメージを伝えましょう。
「応援しているよ」という優しい言葉を添えることで、安心感を持って進んでいけるようなメッセージになります。
書く際のポイント:
小学校の楽しい部分をイメージさせる
「きゅうしょく」「おべんきょう」「あたらしいおともだち」など、新しい楽しみを伝える。
前向きで安心する言葉を添える
「わからないことがあったらいつでもおしえてね」など、優しい応援メッセージを入れる。
お子さんの個性や頑張りを後押しする言葉
「○○らしく」「げんきいっぱい」といったポジティブな言葉で未来への期待を伝える。
例文アイデア:
「しょうがっこうでは、あたらしいおともだちができるのがたのしみだね。きゅうしょくやおべんきょう、どれもたのしくがんばってね!」
「○○くん(ちゃん)がこれからもおともだちといっしょにげんきいっぱいあそんだり、いろんなことをまなぶのをたのしみにしているよ。」
「しょうがっこうでは、あたらしいせんせいやおともだちとたくさんおはなしをして、もっともっとすてきな○○くん(ちゃん)になってね。」
「おとうさんとおかあさんは、○○くん(ちゃん)がげんきにたのしいがっこうせいかつをおくるように、これからもずっとおうえんしているよ!」
卒園メッセージ親から子どもへの例文9選
以下に具体的なメッセージ例をご紹介します。
シンプルなものから、エピソードを交えたものまで幅広く参考にしてください。
シンプルなメッセージ2選
例文1
○○くん(ちゃん)、そつえんおめでとう!
ようちえんでたくさんあそんで、たのしいおもいでがいっぱいできたね。
例文2
そつえんおめでとう!
これからも、げんきいっぱいですごしてね。
具体的なエピソードを盛り込んだ例文7選
例文1
○○くん(ちゃん)、そつえんおめでとう。
ようちえんでは、おともだちとたくさんあそんで、たのしいおもいでができたね。
しょうがっこうでは、もっとたのしいことがまっているよ。たのしみだね!
例文2
○○くん(ちゃん)、そつえんおめでとう!
さいしょはおかあさんとわかれるのがさみしくてないていたけど、いまではたのしいおともだちがたくさんできたね。
これからも、○○くん(ちゃん)のことをいつもおうえんしているよ。
例文3
そつえんおめでとう!
すべりだいやおえかきがだいすきな○○くん(ちゃん)が、こんなにたくましくおおきくなって、ほんとうにうれしいよ。
これからもいろんなことにちょうせんして、げんきいっぱいすごしてね。
例文4
○○くん(ちゃん)、そつえんおめでとう!
おおきなこえでうたったり、みんなといっしょにおゆうぎをがんばったね。
しょうがっこうでは、おともだちともっとたのしいことがたくさんまっているよ。わくわくするね!
例文5
そつえんおめでとう!
○○がうまれたとき、おとうさんとおかあさんはとてもたのしみにしていたよ。
いまではおともだちやせんせいとたくさんあそんで、すてきなおにいちゃん(おねえちゃん)になったね。これからも○○のせいちょうをたのしみにしているよ。
例文6
○○くん(ちゃん)、そつえんおめでとう。
さいしょはおともだちとうまくあそべるかしんぱいしていたけど、いまでは「きょうは○○したよ!」とたのしそうにおしえてくれる○○をみて、ほんとうにうれしかったよ。
しょうがっこうでもたのしいことをいっぱいみつけてね。
例文7
そつえんおめでとう!
○○くん(ちゃん)、ようちえんでがんばったことや、おともだちをおうえんするやさしいこころ、とってもじまんだよ。
これからも、○○らしくげんきいっぱいすごしてね。ずっとおうえんしているよ!
メッセージカードを手作りする工夫
メッセージカードを作る際には、以下の工夫を取り入れると温かみが伝わります。
ひらがな主体で書く
お子さんが自分で読めるように、ひらがなを多めに使いましょう。
イラストや装飾を加える
お子さんの好きなキャラクターやモチーフのイラストを描く、写真を貼る、シールやスタンプ、マスキングテープでアレンジするなど、見た目にも楽しめる工夫を。
下書きでバランスを確認する
いきなり所定の紙に書くのが不安な場合は、別紙に下書きをして字や装飾のバランスを確認しましょう。
ただし、鉛筆での下書きは消す際に滲んだりこすれることがあるので、薄めに書くか、別紙で確認するのが安全です。
さいごに&関連記事リンク集
卒園メッセージは、お子さんへの思いを形に残す大切な機会です。
短くても具体的なエピソードや温かい言葉を添えることで、子どもにとって一生の宝物になります。
この機会にメッセージを書くだけでなく、家族の記録としても残してみてくださいね。
また、先生への卒園メッセージの書き方や例文については以下の記事も参考にしてください。
そして、初めてや久しぶりでこれってどうすれば?
が多い卒園式や卒業式や入学式関係。
ママの服装や髪型アレンジや持ち物。
名前付けの方法や卒園メッセージの文例の記事をまとめてみました。
下のリンクのまとめ記事より気になる事柄をみることができます。
素敵な一日を(^^)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。