おはようライナーの中で乗り得な列車、おはようライナー新宿26号。
251号系、新宿発特急スーパービュー踊り子号の送り込み回送を兼ねるため、乗車券プラス520円のライナー券で特急の座席。
そして、普通列車グリーン券でワンランク上のグリーン車に乗ることができます。
また、戸塚あたりから貨物線を使って走行するため、普段の東海道線で東京方面へ向かうのとは違う風景を見ることができます。
車内の様子や車窓からの風景をまとめてみました。
おはようライナー新宿26号茅ヶ崎からグリーン車展望席へ
相模線で茅ヶ崎駅着からの乗り換え時間が7分。
この7分、通勤ラッシュの通路の混雑と、グリーン券売機にたどり着こうとしているうちに、あっという間に経ってしまい、最後にはダッシュで滑り込み。
2階建てですが、1階は螺旋階段を降りて行くサロン室。
ここはテープで封鎖されていて、行き来できるのは2階席のみ。
2席並んで座れる席を探すと…
一番後方の展望席が3席とも空いている!
始発の小田原じゃないとムリでしょ。
と思っていたので、これは嬉しく着席。
おはようライナー新宿26号グリーン車展望席の乗り心地は?
車内に入った時は天井が若干低くて圧迫感がありましたが、シートは広めの幅でもふもふとした感触、頭上まで包み込まれる感じがよりゆったりとした感じを醸し出します。
そして、グリーン席にはある「フッドレスト」
251系の場合は、ふくらはぎからのせられる「レッグレスト」が導入されています。
使う時は座席の下から引き出します。
これが広いシートとともにリラックス感満載。
高めの車窓から風景を見下ろす展望の良さに、私たちはすっかり楽しんでいたのですが、展望席は側面にカーテンがないのですね。
観光が主なスーパービュー踊り子なら、展望席は真っ先に人気があるのでしょうが、おはようライナーの乗客は通勤客の方などが体を休めたり、仕事をはかどらすために利用される感が。
それゆえに、却って展望席が空いていたのかも。
おはようライナー新宿26号車窓の変化
また、戸塚からは渋谷の手前までは貨物線へ
時折速度を落としながら走行。
また、運転席が目の前ゆえ列車無線が聞こえたり、下の方はストライプの目隠しがあるものの、車掌さんの様子が垣間見ることができたり。
トンネルを抜けると
「横浜羽沢貨物駅」
そして、再び長いトンネルへ。
と、普段首都圏で電車移動しているとちょっと想像がつかないトンネルの数々や、そばを貨物列車がスレ違い、武蔵小杉駅手前からは新幹線も近くに見えるという、なんとも不思議な光景。
山手線が見えると、すっかり都心の風景へ。
渋谷に停車し、終点の新宿へ。
1時間弱の小さな旅、あっという間に過ぎました。
おはようライナー新宿26号では利用できない設備
車内販売カウンターは閉められていて、1階にある1両目のサロン室と、9号車の個室、10両目の子供室、授乳室は、テープで封鎖されていて出入りができないようになっています。
とはいえ、車内販売カウンターのそばにある、スーパービュー踊り子をメインとしたグッズの展示販売や、時節柄ハロウィンの飾り物が和みます。
また、特急ならではのトイレの数の多さと移動のしやすさ、多目的トイレもあるのは、この混んでいる時間帯に普通列車で移動することを考えると助かります。
さいごに&関連記事リンク集
グリーン車が立ち席になったら?という気がかりもありましたが、この感じですとグリーン車でも座れて、更に乗り得感満載だった、おはようライナー新宿26号。
この時間帯にゆったり移動したいとお考えでしたら、一考の価値はあると思います。
そして機会があれば伊豆行きとして、スーパービュー踊り子に乗ってみたいです。
おはようライナー新宿26号の、ライナー券やグリーン券の購入方法などの記事を書いています。
下のリンクからどうぞ。
おはようライナー新宿26号茅ヶ崎駅から切符の買い方と乗り方と混雑は?
素敵な1日を♪
最後まで読んでいただいてありがとうございます(^^