ムーンライトながらは、東京と大垣（岐阜県）を約6時間かけて走る夜行快速列車で、青春18きっぷの発売期間に一日一往復運転されています。
全席指定席。料金が520円かかりますが、東京から大垣間は運賃が6,800円(きっぷ)かかる所、青春18きっぷを使う事でかなりお安く乗ることと移動距離を稼ぐことが出来ますよ。
※具体的な値段は乗車駅ときっぷの使い方により異なってきます。
ムーンライトながらで大垣から東京へ空席情報と予約方法は？
ムーンライトながらに乗りたい。と日頃から話していた小5の息子。
夏休みの暇を持て余し始めた頃、「温泉行きたい。ロマンスカーで箱根まで」
ところが3人で往復1万円かかるという話から、それなら青春18きっぷで大阪に行った方がいいと、いつの間にか男子二人の乗り鉄的な話に変換。
急遽、JRサイバーステーションを使って空席検索。時は7月の下旬、既に東京駅からのながらは満席。
それなら大垣駅からは？と検索してみたら、火、水にパラパラあった空席情報。
息子的には「大垣ダッシュしたかったのに…」でしたが、その中で帰路として一番早い日程をえきねっとで予約しました。
その際の記事は下のリンクか、巻末の関連記事リンク集からどうぞ。
JRの指定席空席検索JRサイバーステーションの使い方ムーンライトながらで解説
えきねっとのメリット予約と確認方法受取可能な期間時間や必要なものは？
ムーンライトながら車内での食事事情は？
ムーンライトながらは185系の運用。車内販売や自販機はありません。
約6時間乗っているので乗車前に食料を調達。
大垣駅南口の駅ビル1階にコンビニのサークルKがありました。
22時過ぎ、大きな荷物を持った、ムーンライトながらに乗車するのかな？な方達がいっぱい。
ちょっと驚いたのが、おにぎりやサンドイッチを購入したからでしょうか？
会計時に「おしぼりは何枚いりますか？」の声掛け。
おにぎり温めますか？ならまだしも、コンビニでおしぼりがもらえるとは思ってもみなかったので、嬉しい心配り。
後程、椅子の背部にあるテーブルを出していただきました。
コンビニは大垣駅の北口にもローソンがあり、
ムーンライトながらの到着ホームにも飲料の自動販売機がありました。
ムーンライトながらの混雑や185系の乗り心地やリクライニングは？
余裕をもって大垣駅に着いたつもりが、食料調達や電光掲示板や、ホーム奥にある樽水鉄道の写真などあれこれ写真を撮っているうちに入線時間に。
大垣駅の電光掲示板。特別な期間の夜にだけぽっかり現れる「東京」の文字に心躍ります。
ムーンライトながらの到着は5番線。
樽見鉄道は、5番線の奥に6番線としてありました。
そうしているうちにムーンライトながらがゆっくりとホームに入線してきました。
鉄道マニア御用達の列車と思いきや、年代は20代から6、70代まで幅広く、意外と女性同士の姿も。
子連れもパラパラ見かけて、見た感じ、小さい子で小学校3年生位かな？
そういえば、息子の夜行列車デビューは廃止が決まった北斗星で小3の時。
「僕は一生ブルートレインに乗れないんだ…」にチケット取り頑張りましたよ。
この位の年になると環境の変化で急に騒ぎ続けたりという事もなくなってくるので、乗せてみるかという気にもなりますね。
こうして色々な年代と背景の方が遠くに行く列車を待っているというのは不思議な感じ。
大垣駅を出発してすぐに指定席券と乗車券の確認の車内改札がありました。
この日は青春18きっぷを利用。０時をまたいでもう一回使う事に。
車掌さんもそれは承知の上でもう一回分押していいかを聞かれました。
トイレはネット情報でオール和式？と思いきや、10号車に小さいお子さんを椅子に座らせて用が足せる洋式トイレがありました。
特に足が辛い時には助かります。
185系の初めては湘南ライナーのグリーン車という事もあり、それに比べると足元が狭く、リクライニングはしましたが30度までは倒れず、これで寝ようとすると結構きつかった。
混雑状況は、大垣で近隣の車両を見た限り、乗車率は3割位。
名古屋でかなり乗り込んできてそれでも6割位。
この辺りから急に冷房が効き始めた感があり、手持ちのカーディガンを羽織って休むことに。
私たちの乗った車両は煩いといわれるモーター車。しかも席は端っこ。この音は意外と気になりませんでした。
騒がしいグループが居る時もあると言われていますが、車内の方たちは比較的静かでした。
割とどんな環境でも寝ることが出来る夫と、寒がりかつ寝る際に明るいのを嫌う息子ですが、アイマスクや掛けるものなしの普段着でもかなり寝る事が出来たようです。
私の隣は東京駅まで誰も来ず、真ん中のひじ掛けを仕舞ってみたり、体制を変えて寝ようとしましたが、どうも中途半端。また、足のやり場がなかったのがナカナカ辛く、パンフレットを床に引いて素足で座ってみたり。
アイマスクもだけど、携帯用スリッパがあると良かった。
この後18きっぷをガッツリ使う(汗)事もあり、少し休んでおこうというのがこの時は先走りましたが、途中、かなり長く停まる駅があったりなど、それなら開き直って、夫からビデオを借りてこまごまと車窓を撮ったり眺めていても良かったかな？とも。
車内の電気は明るいままで、車内放送は深夜の1時頃からお休みに入り、横浜の手前4時半頃から再開。
その頃には少しずつ明るくなる車窓の景色を見る事が出来たり、これはこれで旅情があってよかったなと。
横浜、品川でもかなり降りられる方が居ました。
東京到着。外はすっかり明るいけれど、人も空いている店もまばら。
とはいえ、改札内中央通路の駅弁屋祭は開いていました！営業時間は全日05:30から 23:00。すでにかなりの混雑が。
ちなみに、新幹線駅乗換口寄りの駅弁屋踊も全日05:30から21:00まで営業しております。
私たちもここで駅弁を調達し、次の目的地に向かいました。
さいごに＆関連記事リンク集
ムーンライトながらでガッツリ寝て休息をとれるか？という部分では微妙ですが、面白い体験はできました。
ムーンライトながらに乗る前に、天然温泉に入り、一息ついてきました。
大垣コロナワールドの天然温泉へアクセス料金時間風呂食事休憩処は？
青春18きっぷを使って、東京から大阪、京都、奈良への旅行記やムーンライトながらの乗車記や予約方法、宿などにつきましては以下のまとめ記事から読むことが出来ます。
青春18きっぷ期間や購入や東京から大阪京都奈良へ宿泊ムーンライトながらまとめ
素敵な旅を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m
