突然電気が消え、ブレーカーを確認しに行くと、いつもと違うブレーカーが落ちている。
それは漏電ブレーカーで、アンペアブレーカーが落ちた時と対処法が若干異なります。
漏電ブレーカーが落ちる原因とアンペアブレーカーとの違いと対処法についてまとめてみました。
漏電ブレーカーが落ちる原因は?
・電気配線の漏電(コンセントや内部の配線)
・電気製品そのものが漏電している場合
・漏電ブレーカーの故障
・雷が鳴った後に漏電ブレーカー落ちる(誤動作)
アンペアブレーカーと漏電ブレーカーの落ちる原因の違いは?
アンペアブレーカー(小さ目のブレーカー)が一つ落ちるだけの時がありますが、その際は1つのブレーカーにつながっている所での電気の使い過ぎ(過電流)です。
漏電ブレーカが動作するのは、電気の「行き」と「戻り」の量が違うとどこかで電気が漏れていると判断して漏電ブレーカが落ちます。
どこに逃げているかといいますとアースです。
アースに繋げる家電製品といえば、洗濯機やシャワートイレなど水回りのものが多いですので、漏電ブレーカーが落ちた際には、コンセントにアースが付いているものの回路が分かればそこからチェックするのが早いです。
漏電ブレーカーが落ちた時の対処法
漏電ブレーカー(漏電遮断器)が動作した時は、どの回路が漏電しているかを特定しないまま、電気の使い過ぎでブレーカーが落ちた時のように、オンにするだけの対処では、また漏電ブレーカーが落ちてしまい、家の全部の電気が切れてしまいます。
落ちた場所は使えませんが、それ以外でしたら、そのまま電気を使う事ができます。
また、早めに電気工事店に連絡して点検修理することが必要です。
漏電遮断器の復旧手順は
1・配線用遮断器・ナイフスイッチなど B のスイッチ類を全部「切」にする。
2・漏電遮断器 A のつまみを拡大図のように下まで下げる。
その後、上まで上げて「入」にする。3・配線用遮断器など、B のスイッチ類をひとつずつ「入」にする。
4・B のスイッチ類をひとつずつ順に入れ再び漏電遮断器が切れたら、そのときに入れたスイッチの回路が漏電しています。
5・漏電している回路のスイッチを「切」にして、漏電遮断器のつまみを再び「入」にした後、他のスイッチを順次「入」にする。
なお、復旧作業で「切」にした「漏電回路」は、早めに点検して修理することが必要です。
また、もし配線用遮断器のつまみをひとつずついれて、全部「入」になった場合には、一時的に漏電が発生したか外部の影響によって漏電遮断器が切れたものと思われます。
さいごに&関連記事リンク集
部分的にブレーカーが落ちることはたまにあっても、漏電ブレーカーが落ちると響きからかなり焦ってしまいますが、
調査に来てもらうまでの対応を知っておけば、再度全部の電気が落ちたりせずに乗り切れます。
我が家の場合の漏電ブレーカーが落ちた原因は意外なところにありました。
解決した方法については下のリンクをどうぞ。
素敵な一日を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m