季節の行事

喪中はがきの返事は必要?書き方や文例や香典やお供えを贈るのは?

2016年10月14日

mochuhagaki1
喪中はがきをもらって初めて友人の身内の不幸を知ったあなた。
返事は必要?書くならどのようにすればよいのか?を始めとして香典やお供え物を贈った方がいいのか?お付き合いの度合いによっても悩まれる事は様々ですよね。

喪中はがきを受け取った時の返事やマナー、香典やお供え物を今からでも贈られた方がいいのか?や、喪中見舞いや寒中見舞いとして書く方法をまとめてみました。

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喪中はがきを受け取った時の返事やマナーは?

喪中はがきは

「身内に不幸があったため、年賀状は控えますので失礼します」

というお知らせの挨拶状で、喪中はがきによって初めて訃報を知った方に対し、何かを求めるものではないのです。

それゆえに、返事を一切しなくてもマナー違反には当たりません。

とはいえ、ご身内を亡くされた方はは淋しい思いをしたり、これまでのお付き合いの度合いから、お悔やみの言葉掛けや、香典、お供えを贈りたいというお気持ちが出てくるのは自然な事です。

その際にはいつ、どのような対応をするのがよいのでしょうか?

訃報を伺い、電話をかけても大丈夫なご関係でしたら、まずは電話をされるのも励みになると思いますし、突然電話するのをためらう場合や、目上の人には、「新年を祝う気持ちではないのでしょうから、こちらからも年賀状を送るのは控えます」と察する所から年賀状は送らず、時期としては年内に届くタイミングの喪中見舞いや年が明けてからの寒中見舞いでお悔やみの手紙を送る方法もあります。

喪中はがきの返事としての喪中見舞いの書き方は?

年内に先方に届くタイミングの場合、喪中見舞いという形式でご挨拶できます。

喪中見舞いとして書く場合の書き方は

拝啓などの頭語や、時候の挨拶も不要です。

1・喪中はがきでのご挨拶を戴いたお礼
2・(ご不幸を知らなかった場合は)知らずにいた事のお詫び
3・故人の冥福を祈る言葉を入れる
4・こちらからも年賀状を控えさせていただくことを伝える
5・遺族を気遣う言葉や、寂しい年末年始を迎える事への励まし

を織り込んだ内容を伝えます。

喪中見舞いの文例やはがきや切手の種類につきましては以下の記事か、巻末の関連記事リンク集にてご紹介しております。


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喪中はがきの返事としての寒中見舞いの書き方は?

年末に届かない、または、日をおいて落ち着いてからのご挨拶の方が良いと判断された場合は、寒中見舞いとしてのご挨拶として返事に代えることもできます。

その際には、喪中はがきをいただいたので年賀状を控えたことを伝えましょう。

寒中見舞いとしての文例につきましては以下の記事か、巻末の関連記事リンク集にてご紹介しております。

喪中はがきでご逝去を知った今から香典やお供えを贈った方がいい?

また、ご逝去されたとの一報を聞き、「香典やお供えの品を今からでも贈った方がいい?」

と思われる方もいらっしゃると思います。

その気持ちはよい事なのですが、亡くなってから相当な日数が経たれている場合に香典やお供えの品を戴くと、贈る側として「気を使わせない金額なのでお返しはいらない」という意思を伝えても、そのための返礼を個別に手配する事が多々あり、また、喪主が喪中はがきの送り主と異なる場合には喪主へのご連絡から始まり、手間と労力を喪家にかけることになります。(経験談)

また、喪中はがきでご逝去を知られたという事は、すぐにお知らせする程ではないけれど…という相手方のお気持ちや、あなたに気を遣わせないためでもあると思います。

それゆえに香典やお供えの品に対して「お返しは無用です」をそのまま受け取ってくれるようなご関係でない限り、香典やお供え物は贈らなくても大丈夫です。

とはいえ、過去に冠婚葬祭時に金品のやり取りがあったり、そうでなくても何かしら贈りたいという場合には、香典返しが送られてくるという前提の金額で贈られるのがお互い気まずくならないのでは。と思います。

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さいごに&関連記事リンク集

喪中はがきはあくまでも年賀状を出せないお知らせなので、返信をしなくても失礼ではないのですが、たとえ今では年賀状のやり取りだけになっている方でも、ご逝去を知り、何かお声がけしたい。と心が動いたのなら、お相手の方に適切では?という距離感で励ましのお気持ちをお伝えするのが良いと思います。

喪中見舞いとして書く際の文例については以下のリンクの記事にてご紹介しております。

寒中見舞いとして書く際の文例につきましては、以下のリンクの記事にてご紹介しております。

素敵な一日を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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