ぶらっと大阪観光をしようと思い、滝が見たいと検索したら、「日本の滝百選」「日本百景」にも選ばれている箕面の滝(箕面大滝)がよさそうだったので行ってきました。
箕面の滝までの行き方と、最寄り駅の箕面駅から滝まで2.7kmの遊歩道と箕面の滝の様子についてまとめてみました。
箕面の滝へ電車での行き方は?
新大阪駅からでしたら、JR東海道本線で大阪駅方面に乗り、大阪駅で下車後徒歩で梅田駅へ。
阪急電鉄梅田駅から阪急宝塚線で宝塚方面に乗り、石橋駅で下車します。
急行で4駅、15分ほどでした。
石橋駅のホームに降りたら階段とエレベーターがありますので、箕面ゆきの案内に沿って阪急箕面線へ向かいます。
石橋駅から乗車時間6分ほどで、箕面の滝の最寄り駅の箕面駅に到着します。
箕面駅のホーム内や観光案内所には、箕面遊歩道めぐりマップなどのパンフレットが置かれております。
もらっておくと行き帰りの道標になるでしょう。
また、駅を出て左手の遊歩道の入口にもわかりやすい案内地図が出ています。
案内通りに遊歩道(滝道)を歩いて徒歩40分位で箕面の滝に着きます。
といっても、片道徒歩40分はノンストップで歩いていけばの話。
周辺を観光したり、休み休み行くことを考えるとゆとりをもって時間を取っておくのがいいですね。
また、足に自信のない方は、箕面駅から箕面の滝まで徒歩40分に不安があるかもしれません。
私もバスやタクシーで行けるのなら利用しようかと迷ったので、箕面駅隣接の箕面市観光協会で聞いてみました。
箕面駅から箕面の滝までタクシーで行く場合は?
まず、箕面の滝に行く路線バスはありません。
タクシーで行く場合は、箕面駅から車で10分ほどのところに大日駐車場があります。
料金は、片道1,500円から1,600円くらいです。
ドライブウェイを走るので滝道よりは若干遠回りです。
ただ、大日駐車場にタクシー乗り場がなく、帰りも乗りたい場合には呼ぶことができません。
箕面の滝を見に行っている間は駐車場でタクシーを待たせるしかないです。
箕面の滝をみる所要時間は最低30分。
タクシーの待ち時間料金と土日祝日は駐車場代がタクシー代に加算されます。
また、大日駐車場から箕面の滝へは未舗装の急な下り坂で10分かかります。
たまに「車椅子で行けますか?」のお問い合わせがありますが、「車椅子は一人では無理で補助の方が二人いて、車椅子を抱えて上り下りするようになります」
とお伝えしておりますとのことです。
タクシーを待たせている時間を気にしながら観光するよりは、休み休み行けばいいやと思い歩いてみることにしました。
箕面の滝まで遊歩道でハイキングを楽しむ
箕面の滝までの遊歩道は緩やかな上り坂、かつ、舗装されています。
ベビーカーを押して歩いている家族連れもちらほら見かけました。
箕面駅側から450mくらいまでは、お土産物屋さんや食事ができる所が軒を連ねており、店の切れ間に無料の足湯がありました。
その先からはお店は減ってきますが、向かって右手にある小川のせせらぎと、青もみじを始めとした新緑の緑が心地よかったです。
また、遊歩道の各地には、箕面の滝までの距離を表す案内板が設置されているので、あとどのくらいで滝へ着くのかの見当がつきます。
川に降りて遊べる所もありました。
また、川を眺められるベンチも各所にあり、ちょっと疲れた時に休んで一息つくこともできますよ。
野口英世博士像は、かなり急な上り坂の上にあり、すでに足が辛かったので断念。
遊歩道沿いに食事処が点在する中、多目的トイレがある修行の古場休憩所で一休み。
隣にあるお食事処つる家には、カレーライスやおでんなどの食事や飲み物なども販売されていました。
ゆずサイダーを購入しました。250円。
ゆずの風味より甘みが強い感じはあったものの、話題作りに一回飲んでみるのはありと感じました。
遊歩道の観光スポットの1つである唐人戻岩(とうじんもどりいわ)
遊歩道にググっと迫る大きな岩が迫力満点。
岩に両手でそっと触れると邪気が払われると言われており、触れている人がおりました。
このあたりから道幅がだんだん狭くなっていきます。
奥にお土産物屋さんと赤い橋と人気から『箕面の滝が近づいてきた?』とホッとしたり。
ここから少し歩くとぱっと視界がひらけ、川に降りて遊んでいる人々とお土産物屋さんが連なってました。
そして、奥の方に箕面の滝が!
箕面駅を11時半頃に出て、途中cafe花こまちでランチと龍安寺と古場休憩所に立ち寄り、ゆっくりめに歩いて、箕面の滝には14時頃に到着しました。
行きにかかった所要時間は2時間半。
途中足取りは重くなっては来たものの、足が痛くて歩けないというところまでではなかったです。
箕面の滝へ到着!観光の所要時間は?
5月5日の午後2時位の箕面の滝の様子です。
GW中だからでしょうか?
かなりの人出に驚きつつ、滝と新緑の景色のコントラストがすがすがしい。
高さ33mから流れ落ちる水は迫力満点。
滝の前にベンチが何列もあり、座ってゆっくり眺めることもできます。
また、「箕面逸品」の2階には展望台のような場所もあります。
こちらは屋根付きでベンチもあるので疲れた体にも安心。
滝を見下ろした感じで眺めることが出来ます。
滝の目の前には柵がなく、最前列は座ってる人がほとんど。
私も最前列が空いた時に座って滝を見ていたら、滝から水面に落ちる水しぶきが飛んでくる位の距離感でした。
そして、滝つぼのマイナスイオン効果か?
滝を眺めているととてもリフレッシュできました。
撮影スポットとしては、箕面の滝の少し手前にある赤い橋から少し引いた感じで滝をバックに写真を撮ったり、
更に川側へ引いて、滝と切り立った岩を眺めるのもオツなもの。
川へ降りようかと思いましたが、思ったより石段の段差があって断念しました^^;
箕面の滝には1時間ほど滞在しておりました。
帰りの時間もあったので若干早足ではありましたが、滝を見ながらアイスを食べ、周りを散策してちょうどいいくらいでした。
帰路は左岸コースを歩いてみました
帰路は、箕面てくてく散歩マップに書かれていた「帰りは左岸コースも楽しい」にノッてみました。
左岸コースは殆どが未舗装。
足元に自信がなかったり小さいお子さん連れですと大変かもしれません。
休憩所に行くのに急な上り坂って^^;
奥に見えるのが行きに歩いた滝道です。
滝道より高いところに道があるのでそのぶん見晴らしもよかったです。
また、箕面駅に近づいてくるに従って川に降りることができる場所がありました。
川の水の透明さと、赤い橋ともみじの緑のコントラストが美しかったです。
左岸コース、最初はアップダウンの激しさに「こりゃ大変な道に来ちゃったな」でしたが、ゆるやかな遊歩道とは異なった趣きで楽しめました。
さいごに&関連記事
箕面の滝まで徒歩40分にかなり不安があったものの、実際歩いてみると木々の緑が心地よかったり見どころもあったりと楽しく往復することができました。
タクシーでの行き方も書きましたが、できれば歩いてこの感動を味わってほしいと思いました。
そして、箕面の滝へ行く途中で気になった「もみじの天ぷら」
もみじの天ぷらを売っている場所と値段、自宅のお土産に購入して食べてみた感想については以下のリンクの記事でご紹介しております。
>>箕面名物もみじの天ぷらを売ってる場所と値段は?食べてみた感想も
最後まで読んでいただいてありがとうございました。