7月9日と10日に開催される、浅草寺四万六千日ほおずき市。
境内各所には巨大な雷除札が祀られており、この二日間は限定の御札とお守りを授かることができます。
雷除札の由来と、現代では「災難除守」ともいわれるお札とお守りを授かれる場所と待ち時間と値段。
飾り方と方角について写真盛りだくさんの現地レポとしてまとめてみました。
浅草寺四万六千日雷除札の由来は?
雷除札の由来は、江戸時代に「赤とうもろこし」を吊るしていた農家だけが落雷の被害にあわなかったことから、「雷除(かみなりよけ)」として赤とうもろこしが売られるようになりました。
ところが、明治時代に不作が原因で赤とうもろこしを売ることができなかった際に、人々の要望により「四万六千日」のご縁日に「雷除」のお札が浅草寺から授与されるようになり今に至ります。
7月9日と10日の2日間に限って授与されるお札として、「雷除札」と、通常は白の掛紙ですが、黄色の掛け紙の祈祷札「黄札」があります。
この日だけ授かれる「雷除(かみなりよけ)」のお札を求めに参拝される方もたくさん見えられますよ。
浅草寺四万六千日雷除札災難除お守りの値段と種類は?
竹の先にお札が付いていて、神棚などに飾るタイプの、現代では「災難除」とされているお札500円。
携帯できる大きさの、蓋を開けると雷除け札のミニチュア版が入っている「災難除守」800円。
災難除守は普段でもありますが、四万六千日(しまんろくせんにち)」と書かれたものは、この二日間のみ。
この特別なお守りはなくなり次第終了とのことですので、お守りを授かりたい方は早めに参拝されるのをお勧めします。
四万六千日ほおずき市限定雷除け札を授与できる所と待ち時間は?
7月10日の日曜日、四万六千日の日に参拝に行ってきました。
本堂にお参りして振り返ると、午前10時頃でもかなりの人の波でしたが…
お守り授与所では待ち時間なくいただくことができました。
お守り授与所は本堂の手前と本堂の中にあります。
早いもの順と聞いていたので「もしやいただけないのでは?」と思いましたが大丈夫でした。
四万六千日ほおずき市雷除け札の飾り方と方角は?
四万六千日限定の雷除け札が気になるもの、祀る際に気になったのは、
・居間の南向きには既に他神社のお札が祀られておるものの、他神社のお札と同じ部屋に祀って大丈夫?
・雷よけを祀る向きって決められてる?
という疑問があったので、お守り授与所の方に伺ってみましたら、
・場所は、人が集まる部屋に、鴨居より高い位置にお祀りする。鴨居がなければ頭より高い位置。
祀る方角は雷除けなのでどの向きでも構わない。
・すでに同じ部屋に他神社のお札があっても、雷除けなので一緒に祀っても構わない。
浅草寺の外袋にも入れていただき、持ち歩きにも便利でした。
雷除札の大きさは、幅16.5㎝、竹ひごを含んだ高さが24㎝でした。
浅草寺災難除守の持ち方は?
災難除守の大きさは、思ってたより大きく7cm四方でした。
表からもお守りというのが分かりますが、開くとお札のミニチュア版が入っているというのは珍しいのではないでしょうか?
お守り授与所の方によると、「災難除守はなるべく身に着けてください」とのことでしたが、薄いので携帯しやすそうです。
浅草寺四万六千日ご祈祷志納金と祈祷時間は?
通常の白い掛け紙から、四万六千日の7月9日と10日にいただけるお札は、黄色い掛け紙の祈祷札となります。
四万六千日ご祈祷志納金は三千円以上・五千円以上・一万円以上・二万円以上。
志納金によりお札の大きさが変わります。
本堂四万六千日上祈祷時間は午前6時から9時までが1時間間隔、
(9日の7時からのご祈祷はなし)
9時半から19時半まで30分間隔で設けられています。(2018年度)
浅草寺のトップページから、四万六千日(ほおずき市)参拝として、四万六千日上ご祈祷札のご案内と境内参拝順路と配置図が出ております。
浅草寺
さいごに&関連記事リンク集
ここ近年、夏から秋にかけては雷が多くなりましたね。
雷はパソコンや電化用品にとっても脅威なので、今では災難除のご利益と言われているものの、元々の雷除札としてもかなり気になります。
ちなみに、御朱印も四万六千日限定になります。
実際頂いてきた時の待ち時間や御朱印などにつきましては以下のリンクの記事でご紹介しております。
ほおずき市につきましては、以下のリンクの記事でご紹介しております。
素敵な一日を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m