小学校や園の準備品の中にある、防災頭巾カバー。
椅子の背もたれにかけるタイプの指定で、最初は生地の薄い既成品を購入しましたが、1学期で破けてしまい…
その理由に気づいたのは学校公開の時。皆の防災頭巾カバーが膨らんでいる…
「防災頭巾カバーに本や辞書を入れるのは当たり前」
なんと想定外の使い方をしていた息子達。
じゃぁキルティングなら大丈夫だろう！と、フタ付きにして、マジックテープですぐ開閉でき、持ち帰りに便利なように取っ手付きを作って持たせたら、2年弱で背もたれの部分が破けて帰ってきました。
防災頭巾カバーの補修の手順と、名前付けの場所や方法についてまとめてみました。
手作りの際のヒントにもなれば幸いです。
防災頭巾カバー背もたれタイプを補修してみました
穴の開いた部分を隠すように布を接着クロスで貼り付けようかとも思いましたが、背もたれ部分の生地を丸ごと交換することにしました。
解いたのは背もたれと本体を縫い付けている部分と、サイド部分。
ただ、サイド部分の解きに関しては、背もたれ生地を縫い付けている所までで大丈夫でした。
比較的丈夫だと思ったキルティング生地ですが、さすがに始終かかる重さには耐えられなかったようです。
穴もですが生地が全体的に伸びきっています。
１・生地を裁断します。
お手持ちの防災頭巾カバーのサイズによりますが、今回の場合は、
・キルティングと接着芯 各24cm✕54cm（縫い代各2cm含む）
・デニム生地 24cm✕52cm（縫い代各2cm含む）
でした。
後ほど背もたれのキルティング生地の方から入り口を2cm幅に折って押さえ縫いをしますので、デニム生地の長さは2cm短くしています。
２・そこで、背もたれ部分は、キルティングとデニム生地の二枚重ねにし、デニム生地の裏側に、アイロン接着タイプの接着芯を貼ります。
接着芯は75cm✕100cmの薄手のタイプを、ダイソーで購入しました。
接着芯を貼ることで、デニム生地がより張りのある生地になり、背もたれ部分が丈夫になればと思いました。
３・周りに裁ち目かがりのミシンを掛けます。
背もたれ部分の生地は、先にキルティング生地の口の部分だけ掛け、その次に、デニム生地と合わせて残りの3方向を掛けます。
４・背もたれ部分の入口になる部分を2cmの縫い代で折り、押さえミシンを掛けます。
その後、ミシンで縫う目印として、端から2cmの所に線を引いておきます。
５・本体の端から19cmのところに、持ち手と、背もたれ生地を縫い付ける目印として、線を引いておきます。
６・できれば再補修はしたくないのですが、持ち手は敢えて本体に付けてみました。
端から17cm、中心から4.5cmづつあけて、縫い代1cmで縫い付けます。
７・背もたれ部分を中表にし、4と5で引いた線をまち針で止め、端から2cmのところから縫います。
８・両サイドを縫い代2cmで縫って出来上がり。
学校の椅子よりは背もたれの幅が狭いですが、雰囲気が伝われば幸いです。
新たに布を選んで裁断して1から作るよりは、最初に解く手間がありますが、半分位の労力で済むと思います。
防災頭巾カバーの名前付けは？
ちなみに、防災頭巾カバーの名前付けは、持ち歩きの時に見えないように、本体部分のかぶせ蓋を開くと目に留まる、マジックテープの辺りに縫い付けました。
キルティング生地の凹凸があるので、手書きも書きにくそうで、アイロンプリントタイプでもいいのかもしれませんが、背もたれやモノ入れ（汗）で思っている上にハードな使い方をしているので、時間が経つと剥がれてきそうな感じがしたもので。
マジックテープを縫い付ける段階で、名前テープを一緒につけると一手間で済みます。
検索から「防災頭巾カバー 名前付け」でかなりアクセスが来ていたもので参考までに。
名前付けの方法でおすすめや必要なものについて記事を書いております。
下のリンクからどうぞ。
入園入学準備名前つけシールとスタンプおすすめは？必要なものは？
さいごに＆関連記事リンク集
できれば6年間持てば。と思った防災頭巾カバー。
防災頭巾やカバーの既製品はヨーカドーやイオンや制服の中に着るシャツやベストを扱っている洋品店やホームセンターに売っていますが、四六時中引っ掛けておいたり、モノ入れになっていたりで思ってた以上に負担がかかるので、意外と耐用年数は短いようです。
新学期に必要になることが多い名前付けや雑巾の縫い方に付いて記事を書いております。
下のリンクからどうぞ。
入園入学準備名前つけシールとスタンプおすすめは？必要なものは？
雑巾の縫い方タオルで簡単に作ってみましたミシン手縫い両方OK
素敵な一日を(^^)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
