寒い時期に温かい甘酒、ホッとしますね。
現代では、ビタミンB群、アミノ酸、ブドウ糖、オリゴ糖が多く含まれ、疲労回復や、高血圧予防やアンチエイジング、髪の艶などに効果があり、体内への吸収が良いとの事から「飲む点滴」「飲む美容液」と呼ばれていてる甘酒。
甘酒は米麹と水、もしくは米麹と精白米と水(おかゆ)で作られる事が多いですが、精白米より、ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれている玄米を使った甘酒を炊飯器で簡単に作る方法と味と食感の比較をまとめてみました。
玄米と米麹の甘酒の作り方炊飯器で簡単
材料
・玄米 1合
・水 3合
・乾燥麹 200ｇ
今回は白雪印の乾燥麹を使ってみました。
みやここうじより、よりリーズナブルに手に入れることが出来て風味も良いです。
200g×4袋。ほくべい楽天市場、もしくはほくべいアマゾン店で取り扱っております。
玄米は生協のパルシステムの金のいぶき。
産地は秋田県産JAこまち、白米と同じ浸水時間と水加減で炊くことができます。
2点とも巻末にリンクを張っておきます。
作り方
玄米は、白米のように研ぐ必要はなく、ボールに水と玄米を入れてくるくる回してチリやホコリが上がってきたら、水を取り換えて洗うのを2～3回繰り返します。
また、玄米の吸水時間は一般的に6時間以上と言われておりますが、玄米の種類によって異なりますので、まずはお手持ちの玄米の炊き方に沿ってみるのが良いでしょう。
1・玄米1合に対して、3合の水でおかゆを炊きます。
今回は炊飯器で炊きました。
いつも思うのですが、1合が、かなり増えてびっくりです。
2・麹菌が死滅しないために、おかゆを60℃くらいに冷まします。
乾燥麹はもみほぐしておき、おかゆに混ぜます。
そのまま噛むと芯がある、つぶつぶの麹。
同じく粒々な食感の玄米とどのような食感になるのでしょう？
3・炊飯器を保温にセットし、炊飯器のふたは閉めないで、ふきんをかけて8～10時間位保温します。
蓋を閉めない理由は、閉めてしまうと温度が上がり過ぎて麹が死滅するそうです。
いつも就寝時のタイミングで作っています。
2時間後位で麹の粒がふやけておかゆと一緒になります。
この段階では白米で作る甘酒より甘みが控えめ。このまま様子を見てみます。
9時間後の甘酒の様子です。
表面が茶色くて焦るかも。ですが、かき混ぜるとこのくらいの色合いになります。
玄米甘酒と白米と米麹の甘酒と味の比較
まず、甘みが白米の甘酒に比べてかなりあっさりしているのに驚きました。
白米の甘酒は少し水を入れないと甘すぎるかな？が、このままで丁度よいという感じです。
また、玄米の粒々が程よく残り、例えて言えば、トウモロコシをもう少し柔らかくしたような食感。
甘酒を飲むというよりは、食べる甘酒、スイーツ感覚で頂けました。
また、玄米ご飯で人によって感じる「ぬか臭さ」
ぬか層が残っているのである程度仕方ないといえば仕方ないのですが、この甘酒に関しては、玄米の品種によるものもあるかも？ですが、それは感じられなかったです。
直下の画像は、玄米をおかゆにして米麹と作った甘酒。玄米はおかゆにしても粒々食感は残りますが、米麹は玄米のおかゆより噛むとふわっとつぶれるような食感です。
水で割ってますが、米一合分のおかゆ米麹で作った甘酒です。米麹はおかゆとほぼ同じ位の柔らかさになっており、するりと飲み込むことができます。
粒々感の違いを感じられれば幸いです。
さいごに＆関連記事リンク集
玄米ご飯もよいのですが、家族が白米を食べる中で一人玄米というのは別々に炊くのが大変だったりしますが、玄米甘酒なら玄米の栄養が玄米ご飯と比べて抵抗なく摂れて、飲むというよりは食感を楽しむという感じで、一食置き換えや間食としてもよさそうです。
また、炊飯器を使った甘酒の作り方は、米麹と水だけ、白米のお粥と米麹、道具は他にもヨーグルティアSや保温ポットで作った甘酒につきましては以下のまとめ記事から見ることが出来ます。
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素敵な一日を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m
