寒い時期に温かい甘酒、ホッとしますね。
現代では「飲む点滴」「飲む美容液」と呼ばれていて、ビタミンB群が脂肪燃焼を助けるという意味から、ダイエット目的で飲まれている方も。
ところが、市販品は殆どが「火入れ」して「酵素」の働きを止めていたり、または砂糖を加えられているものも。
それに対して手作りの甘酒は火入れをしないので、栄養素も壊れずに「生の甘酒」を作ることができます。
米麹とお米と水のみで、甘酒を炊飯器で簡単に作る方法や、甘酒の効能やダイエット的な飲み方と合わせてお伝えします。
また、米麹と60度のお湯のみ、炊飯器保温4時間でも甘酒を作ってみました。
甘酒の作り方米麹と水だけ炊飯器で簡単米麹とおかゆの甘酒と味の比較か、巻末のリンク集からどうぞ。
甘酒の作り方米麹とおかゆと炊飯器で簡単
材料
・米 1合
・水 3合
・乾燥麹 200g
今回はみやここうじを使ってみました。
スーパーで税込332円でした。
作り方
1・米1合に対して、3合の水でおかゆを炊きます。
今回は炊飯器で炊きました。
1合が、かなり増えてびっくりです。
ちなみにうちの炊飯器、おかゆモードにすると炊きあがりまで1時間位かかります。
ここで時短を!という方には鍋で炊くといいですよ。
2・麹菌が死滅しないために、おかゆを60℃くらいに冷まします。
乾燥麹はもみほぐしておき、おかゆに混ぜます。
噛むと芯がある、つぶつぶの麹。
これが甘酒になるとは!初めは信じられませんでした(笑)
3・炊飯器を保温にセットし、炊飯器のふたは閉めないで、ふきんをかけて8~10時間位保温します。
蓋を閉めない理由は、閉めてしまうと温度が上がり過ぎて麹が死滅するそうです。
いつも就寝時のタイミングで作っています。
2時間後位で麹の粒がふやけておかゆと一緒になります。
この段階で味見しても甘いけど、本格的な旨味が付いてくるのは8時間後くらいでしょうか。
朝起きた時の甘酒の様子です。
表面が茶色くて焦るかも。ですが、かき混ぜるとこのくらいの色合いになります。
最初はご飯にお湯を足してました。
悪くはないのですが、後ほど水からお粥を炊いたほうが、柔らかさが均一、かつ風味も良く、時間のかけ甲斐ある美味しさですので、こちらの方をおすすめします。
ちなみにこちらの甘酒、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月位保存が効きます。
冷凍した甘酒はカチカチには凍らず、シャリシャリとして、このまま食べてもアイスみたいで美味しいですよ。
ノンアルコールなので、お酒の弱い人&お子さんにもおススメですよ。そのまま飲んでも、お湯割りにしても。
また、独特の匂いが苦手や、バリエーションを付ける場合は、牛乳、豆乳割りも美味しいですよ。
特にお湯割りの時の注意点ですが、麹菌が生きる、60度以下にして飲んでくださいね。
ちなみに、米麹を継続して使われる方には、みやここうじは1kg入りがあり、お値段もお得です。
ただ、アマゾンからの発送は一時的に在庫切れになることもありますので、アマゾンや楽天から注文できる、販売者が北海道北見市ほくべいの白雪印の乾燥麹のリンクを貼っておきますね。
200g当たりですと、みやここうじよりお安いです。
4袋入セット、ゆうメールで届きました。
発送が早く、メッセージも丁寧でした。
Amazonと楽天のページはそれぞれ下のリンクからどうぞ。
こうじ 200g×4個 (元詰800g) 白雪印 乾燥米こうじ 【国産米使用】 ...
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甘酒の効能
甘酒の中には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6のビタミンB群を始めとして、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれています。
これらの栄養分はは、いわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、
「飲む点滴」や、お肌にも良い成分にもなりますので「飲む美容液」といわれる所以にも。
そして寒い時に飲む印象が強いような甘酒。
なんと、夏の季語なのです。
夏に飲む場合は夏バテを防ぐ意味合いもあり、栄養豊富な甘酒は、体力回復に効果的な、いわゆる、
「夏の栄養ドリンク」
として、江戸時代には夏の風物詩だったそうです。
甘酒をダイエット目的に飲む場合
ダイエット目的で飲まれる場合は、朝食の置換えから始めるのがおすすめです。
量の目安はコップ1杯(200cc)の甘酒に置き換えてください。
なぜならば、人間の体のリズムは朝起きてから正午くらいまでが「排泄タイム」。
内臓の働きが活発になっていない方が多く、この時間帯にガッツリ食事を摂ることは、折角の排泄タイムを妨げてしまうことにも。
むしろ、甘酒などの液体で軽めの朝食にする方が、午前中を快適に過ごせることが多いです。
そして、いかに満腹感を出すポイントは、満腹中枢を刺激するために、できるだけ温めて、ゆっくり飲むのがポイント。
お腹が温まるとホッとしますよ。
そして、昼から夕方になってくると、吸収、同化の時間帯になります。
この時間帯は食べ過ぎにならない程度に食べても大丈夫です。
ここで、疲労回復やビタミンB群の補給の意味合いも兼ねて、間食としておちょこ1杯(30cc)位の甘酒を飲むのもよいです。
また、食事量を抑える方法として、おちょこ1杯(30cc)の甘酒を、食事の20分前位にゆっくりちびちびと飲む方法も。
これによって、血糖値が緩やかに上がっていき、その後の食事で脂肪をためにくくする効果も。
そして、寝る前の3時間は体を休めるために食べ物を口にしないようにします。
夜遅くまで起きていると、お腹がすいて夜食が食べたい→体が休まらない。になるので、出来る限り早寝早起きの生活がおすすめです。
さいごに&関連記事リンク集
この手作りの米麹の甘酒は、とても甘いのに、砂糖が加えられていません。
どうしても市販の商品をの場合は、冷蔵棚に陳列されている砂糖が加えられていないものが効果的ですよ。
おかゆを炊かずに、米麹と60度のお湯だけで炊飯器保温4時間で甘酒を作った記事と、玄米甘酒の作り方、ヨーグルティアSや保温ポットで作った甘酒につきましては以下のまとめ記事より見ることが出来ます。
素敵な1日を♪最後まで読んでいただいてありがとうございます