初任給で父親に感謝の気持ちを込めてプレゼントや言葉を贈りたい!
でも、何をどのようにすれば喜んでもらえる?
形に残るものやお酒や食事。
言葉掛けとか渡し方とかお母さんと一緒に贈ったりなど、お子さんとお父さんの気持ちの動きも伝わってくるお話を13人から伺いました。
感謝の気持ちをどう伝えよう?の参考になれば幸いです。
初任給のプレゼントで財布を贈った
いつも使うものだけど、よほどくたびれないと買い換えない男性の方も多かったりするので、特別なギフトとしていいですね。
何年か前のお父さんの誕生日にお財布をプレゼントしたのですが、ボロボロになっているにもかかわらずまだ使っていたので、お財布をあげることにしました。
初めて給料をいただいた次の日に、お財布を買いに行き、「夜、いつもお迎えありがとう!これからは少しずつ親孝行していきますと言葉で伝えました。
恥ずかしそうにありがとうとだけ言われましたが、お財布を即新しいのに入れ替えていたので、すごく喜んでくれているのが見て伝わりました。
女性私20歳→お父さん51歳
初任給のプレゼントでネクタイを贈った
ネクタイもお父さんによっては「いつも使うもの」なので嬉しいですね。
父が仕事から帰ってきて夕ご飯を取り始めたくらいにブルーのストライプネクタイプレゼントを渡して、
「初任給で買ってみたからよかったら。いつもありがとう。」と渡しました。
私は食べ終わっていたので、渡したら自室に引っ込みました。
父の言葉は「おう、ありがとな」だけでしたが喜んでくれていたとは思います。
お互い見えっ張りなので、照れくさかったです。
女性私22歳→お父さん48歳
初任給のプレゼントで靴下を贈った
いつも使うものといえば、靴下もあります。
「特別な贈り物だから百貨店で」とおっしゃっている方は他にも居りました。
予算は当時の自分としてはかなり大金の1万円で、百貨店に行ってブランド物の靴下を数点買いました。
なぜなら、ネクタイは当時の私はよくわからず、「他に仕事で毎日使うものはなにか?」と思ったときに靴下が思いついたからです。
いつも仕事を頑張ってくれてる感謝の気持ちとともに、父にプレゼントを渡したら父は非常に喜んでくれて、しばらくはもったいなくて履けないと家に飾ってありました。
女性私20歳→お父さん65歳
初任給のプレゼントで工具箱を贈った
趣味の品を送るのもいいですね。
母には日常生活で使えるプレゼントを選びましたが、父には休日に存分に趣味の日曜大工に励めるようなものをプレゼントしたいと考えました。
父はずっと古い工具箱を使っていたので、プレゼントは丈夫で長持ちする少し本格的な工具箱にしようと決めました。
そして初任給をもらった直近の休日に先にショッピングモールで母のプレゼントを買い、その後工具店で工具箱を購入した後にそのまま実家に行って両親にプレゼントを贈りました。
感謝の気持ちを綴った手紙は書いていませんが、プレゼントを渡すときに初任給をもらったので日頃の感謝を込めてささやかなプレゼントを買ってきたこと。
そして「これからもよろしくお願いします」と言葉で伝えました。
父は最初とても驚いていましたが、プレゼントを嬉しそうに受け取ってくれて
「こちらこそ、これからもよろしく。休みの日はいつでも遊びに帰ってきなさい」
と言ってくれました。
女性私22歳→お父さん51歳
初任給のプレゼントで服を一式コーディネイトして贈った
自分で服を買わないお父さんって多い感じがするので、これは嬉しいですね。
いつまでももらってばっかりじゃ駄目だなと思ったのでプレゼントを用意することにしました。
お父さんは特にスーツは着ないため、ネクタイやペン類は候補から消えました。
自分で服をあまり買わないため、服を一式コーディネートしてプレゼントしました。
シチュエーションとしては、お父さんに初任給入ったし飲みに行こうと誘い、居酒屋さんで渡しました。
お父さんはすごく喜んでくれ実家に帰省するたび、その服を着て飲みに行きます。
女性私24歳→お父さん45歳
初任給のプレゼントでシステム手帳を贈った
システム手帳も好みのレフィルにして長い間使えるのでいいですね。
遠方に住んでいるので直接渡せなかったのですが、郵送した上で電話で感謝を伝えました。
「まだ仕事をはじめたばかりだけど、お父さんのような素敵な営業マンになって、お客様も家族も幸せにできるようにがんばります。ここまで支えてくれてありがとう」と伝えました。
父はちょっと涙ぐんだような声で、「ありがとう。頑張れよ」と伝えてくれました。
それからずっとそのシステム手帳を愛用してくれています。
女性私27歳→お父さん55歳
初任給のプレゼントで帽子を贈った
父からハットをかぶった写メが送られてきた
就職で引っ越したからこそわかるお父さんのありがたみ。
「せっかくだから少し良いもの」からもより伝わってくるようです。
そんななか、就職で引っ越すことになりました。
今まで一緒にいる時間が長かったので、特別父の日にちゃんとしたものを送ることなどはしたことがありませんでした。
父は普段からよく帽子を被っていて、コレクションをしていました。
せっかくだから、すこし良いものをと思い、グレーのハットを見つけ父に贈ることにしました。
実家に配送したところ、父からハットを被った写メが送られてきました。
嬉しそうな笑顔に私も嬉しくなったのを覚えています。
それからは私が帰省するたびに父は帽子を被ってくれています。
女性私33歳→お父さん55歳
照れて「はい、これお給料出たから」と
お父さんといえばコレ!というものをプレゼントというのもいいですね。
こんな私も社会人、「一人前になったよ、ありがとう」の気持ちを伝えたくて父に何か贈りたいと思いました。
プレゼントは初任給をもらう前からすでに決めていました。
父はとにかく帽子が好きな人でたくさん持っていましたが、父と言えばもうそれしか思い浮かばなかったので、似合いそうなものを一生懸命探しました。
父は着るものにはさほど興味ないのに、なぜか帽子にだけはすごく拘りがあったので、選ぶのが本当に大変でした。
なんとか父に似合いそうなキャップを見つけ、帰宅後リビングにいた父に渡しました。
私は照れてありがとうなんて言えずに「はい、これ、お給料でたから」とかそんな感じだったと思います。
父もあまり大袈裟に喜ぶタイプではなかったですが、帽子を見て「おっ」と少しだけ嬉しそうな顔をしました。
さっそく鏡の前へ行きキャップを被ると「おっ、いい、いいね」とまた嬉しそうにしました。
ひと通り色んな角度でキャップを試したあと「サンキュー、サンキュー」と冗談ぽく言ってくれた父の顔は今でも忘れません。
好みのうるさい父でしたので、あの帽子を本当に気に入ってくれていたのか、ちょっと分かりませんが(笑)。
父はもう亡くなりましたが、今でもあのときのちょっと嬉しそうな顔を思い出すと、プレゼントしてほんとに良
かったなと思います。
女性私20歳→お父さん52歳
初任給のプレゼントでお酒を贈った
百貨店で母のプレゼントと一緒に
お父さんの好きなものを、ここぞのときだから百貨店で。というのも特別感が伝わっていいですね。
高校から親元を離れている自分としては、かなり負担を掛けてしまったと思っていたので何とか恩返しをしたいと考えていました。
そんな父と会えるのは関東と九州なので、年に一度きり。もちろん直接は渡すことができませんでした。
父親は大のお酒好き、母親のプレゼントも一緒に郵送しようと考えていたため都内の百貨店で揃えることにしました。
普段、有難うなんて言わない九州男児の父が珍しく電話を掛けてきて「ありがとう」と一言。
やはり、親は大切にしないといけないなと思い、父の日、母の日は必ず贈り物をする様にしています。
男性私22歳→お父さん57歳
いつもは買わないような高いウイスキーを贈った
自分で買うのは気が引けるちょっと高いもの。
というのもプレゼントの王道だったりしますね。
父はお酒が好きなので、私も共通で好きな、いつもは買わないような高めのウイスキーを贈りました。
初任給をもらった日に仕事から帰宅し、「今日初めてお給料もらったよ。いつもありがとう」と言って渡しました。
父はプレゼントももちろんですが、私が自立して大人になったという事にも喜んでくれたようです。
その後一緒にプレゼントのウイスキーを飲みました。
女性私22歳→お父さん59歳
お酒の場を借りてコミュニケーションがとれた
「前々から一緒に飲みたい」と仰っていたお父さん。
お酒の場だからこそ言えることもあったりしますよね。
前々から「一緒に飲みたい」と父親が言っていたので仕事帰りに父親と二人でそのお酒を飲んでいました。
「今まで迷惑かけてごめん」と言うと父親は「馬鹿野郎、これからもかけるだろ」と楽しそうに笑っていました。
お互い、いつも照れくさくて言葉を交わす機会が一緒に住んでいるにもかかわらず作れていないので、コミュニケーションが取れたという意味でもお酒は我ながら良いチョイスだったなと思っています。
男性私23歳→お父さん45歳
初任給のプレゼントで焼き肉屋さんへ
働き出したからこそわかる社会で働くことの大変を思い知らされたからこそ、少し高級な焼肉屋さんへというのもありですね。
大学まで通わせてもらったのに、学生の頃はしょっちゅう喧嘩ばかりしていて酷いこともたくさん言ってきたのでお父さんとの会話は22歳頃まで家の中ではほとんどなくなっていました。
しかし、働きだしてから社会で働くことと毎日の通勤の大変さを思い知り、初任給で何かしてあげたいと思いました。
さすがに手紙を書くのは恥ずかしかったので、お父さんが好きな少し高級な焼肉店でごちそうしました。
とても喜んでくれて、今では仲の良い親子です。
女性私26歳→お父さん55歳
初任給のプレゼントで父の大好物芋ようかんを贈った
やっぱりいつもの大好物!これも定番ですね。
父は舟和という会社の「芋ようかん」が大の好物だったので当日車で1時間ほどのデパートへ買いに行きました。
自分もちょっと服や靴をみて帰りました。
家に帰ると父が「ようかん、あったか?」と言いました。
私がそのデパートに行くとよくお土産で買って来るのでバレてしまったようです。
「うん、買ってきたよ。みんなで食べよう!」家族4人でお茶を飲みながら芋ようかんを食べました。
父の子供のように口いっぱい頬張る姿が可愛らしくて今でも覚えています。
「お前にご馳走になるなんてオレも年取ったもんだな!」なんて言ってた父の遺影に今年の父の日も好物をお供えしたいです。
女性私20歳→お父さん45歳
初任給のプレゼントでラインのキャラクタースタンプを贈った
ふとした会話の中から「これプレゼントするといいかも?」と思えたりしますね。
理由は、何が欲しいかを訪ねても「いらない」の一点張りで、高校生の時に私が選んであげたプレゼント(小さなピロー)もお礼は言われましたが、ほとんど使用していなかったからです。
それでもはじめての初任給で、今度こそ父が欲しいと思っているものを贈りたいと思い何がいいかを考えていたところ、たまたま私が母にプレゼントした、LINEのキャラクタースタンプを父が羨ましがっていることを母から聞きました。
父はまだスマホに疎く、スタンプの買い方もわからなかったので、私からLINE上で父にもLINEスタンプをプレゼントしました。
就職してからはもう家族と同居していなかったので、LINEで「娘の初任給で買ったよ笑」と照れ隠しのような文を送ると、少ししてから私が贈ったスタンプで「ありがとう!」と送られてきました。
それ以来、家族のグループラインでよく使ってくれるようになったので時々LINEスタンプをプレゼントするようにしています。
女性私22歳→お父さん51歳
さいごに&関連記事リンク集
就職したのをきっかけに、お父さんの大変さがわかるという言葉が多かったです。
初任給をもらった時にお母さんや両親へ感謝の気持ちを込めて、プレゼントは何を選び、どのようなシチュエーションで渡したか?については、以下のリンクの記事でご紹介しております。
お母さんへ
両親へ
素敵な1日を。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。