頻繁にお世話になる洗濯機。
気が付いたら蓋を開けるとムッとする臭いや洗いあがった洗濯物に黒っぽい汚れが…
洗剤入れて洗ってるから綺麗では?という事はなく、いつの間にか洗濯槽にも汚れが積み重なっています。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使った、洗濯槽の掃除でカビをとる方法と実際してみて感じた事をまとめてみました。
洗濯槽の掃除過炭酸ナトリウムでカビをとる方法量や時間は?
洗濯槽を洗浄するための「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」と、浮き上がった汚れをすくうのは、専用の網が使いやすいです。
ともにAmazonで購入しました。
網が深めで使いやすかったです。
1・過炭酸ナトリウムの量の目安は、お湯10リットルに対して、100g。
洗濯機の最高水位が何リットルになるのかを、洗濯機の表示、もしくは取扱説明書で調べて、合った量を入れてください。
2・一番高い水位の洗濯コース3~5分にして水をためてください。
※すすぎコースにすると、洗濯機によっては少ない水ですすごうとするため。
洗濯機に洗濯槽洗浄コースがあればお任せで構いませんが、途中で浮いてきたゴミをすくってから排水してくださいね。
3・水の温度は40~50度位が汚れが落としやすいです。
ふろの残り湯を使っても構いませんが、若干ぬるめなので、お湯を足して熱めにするのをお勧めします。
4・全体に過炭酸ナトリウムが行き渡るように混ぜた後、8時間放置します。
5・8時間後に浮いている汚れにも驚きですが、このまま排水せずに、さらに洗濯コースで水を回してみると、怖い程汚れがビッシリ浮いてきます(◎_◎;)
浮いている汚れをネットですくってください。
4・あとは汚れが浮いてこなくなるまですすいでください。
ピロピロわかめなゴミが浮いてこなくなれば完了です。
といっても、一、二度のすすぎで済めばいいのですが、パンドラの箱を開けたように何度すすいでも出てくることもあり、きりがないような…
きれいになるっていったいいつ??となることも。
積年の汚れは一回では汚れが落ちきらない可能性があるので、再度過炭酸ナトリウムでつけ置き洗いをした上で、念のため数回は洗濯物を洗濯ネットに入れて洗うと、いやーな汚れが付くのを回避できます。
洗濯槽の掃除過炭酸ナトリウムのつけ置きしてみました
前回試してみた、シャボン玉石鹸の酸素系漂白剤の洗濯槽クリーナー。
掃除後は臭いやピロピロわかめも浮いてこなくてよかったのですが、2ヶ月もたつとそろそろ掃除しないとなぁ…な感じに。
改めて検索してみたら…
洗濯槽クリーナーは、メーカー的には純正がおススメ。
使った方の評判もよいのですが、1回あたり1500円(実売価格)かかるのにどうも躊躇してしまって。
そして、もう一つ驚いたことは、
『槽洗浄コースが11時間~12時間かかると?』
うちの3時間モードでも結構時間かかるのに…と思いつつ、
日立ビートウオッシュの取説を改めて見たら、11時間コースもあったとは10年間気づかなかった(驚)
そして純正クリーナーも12時間かけて掃除するのが推奨なので、あの塩素系の匂いに半日付き合うのも躊躇した理由。
という事で、一度は三時間コースで試してみたものの、再度過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を購入。
これでも、臭う頻度が短いのであれば、メーカー純正の塩素系クリーナを使ってみよう。
ピロピロわかめをすくうのに苦戦していたので、今回は湯垢とりネットも購入。
それでも、1㎏で2回分掃除ができるので、純正クリーナーよりはコスパがいいはず?
まず感じたのは…シャボン玉洗濯槽クリーナーより発泡が少ない気がしました。
むしろ泡切れが良いのがメリット?
ところが、一度は試してみよう11時間コース。
他に出力の高い電化製品は使っていないのに、途中でブレーカーが2度も落ち(-_-;)
という事で、そのまま洗濯のみのコースで5分回し、8時間放置することに。
ちなみに正常時でしたら洗濯槽の掃除でブレーカーが落ちるという事はありませんが、理由については以下の記事からどうぞ。
翌朝ふたを開けてみたら、「意外と出てない」でしたが…
その後洗濯コースにして回してみると…やはりこのまま排水してはいけなかったこの汚れ。
結局過炭酸ナトリウムを入れた状態の水でもう一度5分位回しました。
湯垢取りネットで浮いた汚れをすくってみました。
その後水を変えて二度脱水してみました。
この段階でかなり汚れが出た感じでしたので、兼ねてから目詰まり気味な糸くずフィルターを新しくして、再度水を変えて脱水してみたら…
まだまだ出てきました(泣)黒いピロピロ。
この後急遽シーツを洗わなければ…なアクシデントが起こり、でも洗濯ネットには入らない…でダメもとで洗濯してみましたら、幸いシーツにはピロピロわかめは付かず、その代わり糸くずフィルターにはかなりの黒い汚れが。
糸くずフィルターってかなり仕事していたのですね。
そして、その日の晩、洗濯槽のふたを開けてみたら、まだ何となくカビ臭い…
という事で一晩つけ置き2度目にチャレンジしてみました。
洗濯槽のカビ取りつけ置き2度目してみました
ふろの残り湯プラス沸騰したお湯を入れ、熱めの風呂位の温度にして、過炭酸ナトリウムを入れて8時間。
洗濯コースで8分回した状態です。
若干出てきてますが、一度目程はひどくはないので、このまま注水すすぎ1回に突入。
糸くずフィルターを確認してみました。
1度目のような黒いものは見当たりませんが、まだ茶色っぽいのはかなり出ていました。
それにしても糸くずフィルターも侮れない。交換してみてよかった。
糸くずを溜めている事で、ここからも臭いやカビが付くこともあります。
また、洗濯をすると、洗濯槽以外にも蓋や周りに水気が付くことで、汚れが緩んでいます。
これを機に最高水位線よりも上の部分や蓋の周りの部分を、別途水拭きしたり、隙間にブラシや綿棒や不要なカードを入れて擦り洗いしたり、洗剤ケースや柔軟剤ケースを取り外して洗うと、べたつきや臭いが取れてすっきりしますよ。
さいごに&関連記事リンク集
取扱説明書も改めて読んでみると気づかなかった発見がかなりあるものです。
過炭酸ナトリウムは洗濯槽掃除の他にも様々な場所のお掃除に活用できます。
過炭酸ナトリウムについてや、販売先や、風呂フタのカビ退治記事は、下のリンクから記事を読むことができます。
素敵な一日を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m