初夏から秋の初めまでが旬の桃。
いい香りとジューシーな食感が美味しいですよね。
桃は皮を剥くとあっという間に変色したり、剥いてなくても数日で表面が茶色くなることもある、デリケートな果物。
桃が変色したら食べたらマズいのか、それとも大丈夫か?の見極めと、切った後に変色してしまった桃の救済方法についてまとめてみました。
桃は変色しても食べられる?
桃を剥く前からの変色の場合
食べられないのは
- 腐ったような異臭がする
- カビが生えている
- 触った時に潰れていく
- 水分が抜けてしわしわになっている
- 茶色くなった所から汁が出ている
食べられるのは
- 一部分が茶色い
- 一部分の皮がしわしわになっている
この場合は、変色やシワシワになっている部分を取り除けば、問題なく食べることができます。
桃の皮むき後の変色の場合
桃の皮を剥いてからの変色の理由は、皮を剥くことで桃に含まれているポリフェノールが空気に触れると、酸化酵素の働きによって茶色く変色してしまいます。
切り始めるとみるみるうちに変色していくので、空気に触れるのを防いで、桃の美味しさを保つ方法もありますが、うっかり忘れてしまう事もありますよね。
まさにやってしまった(泣)感のある桃です。
見た目を気にしないのでしたら、切ってすぐや、冷蔵庫に入れて2時間位ならそのまま食べても大丈夫ですが、ジュクジュクしてしまっているし、「どうも見た目が無理…」という方が多いのではないでしょうか?
茶色に変色した桃を救済する方法がありますよ。
桃の切り口が変色したのを戻した方法は?
それは砂糖水で煮る、桃のコンポート。
白ワインも入れるレシピを多く見かけますが、なくても十分美味しいです。
また、変色した桃の救済方法としてのご紹介ですが、
「桃をたくさん頂いて食べきれないかも?」
の桃の食べ方としてもおすすめです。
桃のコンポートの作り方
材料
・桃 1個
・グラニュー糖 40g
・水 200ml
・レモン汁 小さじ2
※レモン汁がない場合は、食用クエン酸小さじ1/2でも大丈夫です。
作り方
1・桃はこの段階で食べやすいようにカットされていると思われます。
コンポートにした後にヨーグルトに入れたり、ゼリーの具にする場合は、この段階で少し小さめに切るほうが食べやすいです。
2・なべに水とグラニュー糖とレモン汁と桃を入れます。
3・沸騰したら弱火にして、8分ほど煮てできあがり。
レモン汁が入った砂糖水につけたら、桃の色が若干戻ってきた気が?
といっても、「ももが部分的に溶けたようになっているし、ホントに見た目も大丈夫な程度に食べられるかな?」
でしたが、
5分位煮詰めた時点の様子です。
ももが茶色くなってきた所もだんだん薄くなり、これは期待が!
出来上がりをガラス製の保存容器に入れてみました。
これなら見た目も問題なく、シロップの甘味としっとり感も加わって美味しくいただけました。
さいごに
この時は「すぐに食べるから」と油断して、切ったままにしていたらあっという間に茶色くなってしまいました。
桃の変色を防ぐ方法はいくつかありますので、剥く前に準備をしておくのがベストです。
コンポートも最初こそは半信半疑でしたが、救済できて良かったです。
素敵な1日を。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。