衣替えの時期やお下がりを頂いた時に気づく、
「ウエストのゴムがゆるい&きつい」
それ以外はサイズも生地の傷みも大丈夫なので、今シーズンも着たい所ですが、困ってしまうのが、
「ゴムの通し口がない場合」
ゴムがステッチで縫い付けられているズボンのゴムの調整方法と、一部通し口がある場合と、手軽にウエストを調整できるグッズをまとめてみました。
補修例はズボンですが、スカートにも使えますよ。
ウエストにゴム通しがない場合の調整方法
ウエストにゴム通しがなく、ぱっと見
「交換できないのでは?」
タイプの補修方法です。
このズボン、見た目にはわかりませんがウエストゴムが伸びていました。
しかも巾2.5cm位のゴムの真ん中にステッチが入っているので、ゴムの交換をするのには、
「ミシン目を解いても大丈夫?」
「解くにしても、どこが最適なのかがわからない…」
な構造です。
1・できる限り生地は切りたくないので、縫い目を探します。
前身頃と後身頃は縫い付けられているはず!
脇に縫い目がありました。
2・裏側の中央のステッチから見て上側のみほどきます。
ほどくと、中のゴムが見えてきます。
3・ここからゴムを通します。
ウエストのゴムの長さは実寸より若干短め。
先に息子に履かせて「ちょうどいい」所で結びました。
出来上がりは以下の画像です。
ウエストは、前側で5cm詰めることができました。
上の段のみで大丈夫な感じでしたのでここで終了しましたが、下の段も同じようにすればより強度が増しますね。
ちなみに、ゴムは幅5mm、100均ダイソーで購入。
ゴム通しは毛糸の綴じ針を使いました。
ゴムを結んだ時のゴロゴロや縫製が面倒な場合
また、ゴムを結んだ時のゴロゴロが気になるけど縫い止めるのも面倒な場合がありますね。
その場合には、平たい器具にゴムを通すことでゴムを繋ぐ事が出来る「ゴムパッチン」というグッズがあります。
平ゴム用は8mm,10mm,15mm,20mm
丸ゴム用は3mm
サイズアウトが早いお子さんやマタニティウェアのサイズ調整にも良さそうです。
興味を持たれた方は、下の画像をクリックすると楽天内のショップの販売ページを見ることができます。
実際に使用した画像と使用方法の図解もあり、分かりやすかったです。
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ウエストにゴム通しがある場合の調整方法
ウエストにゴム通しがある場合、ぐるっと一周してるものならそのまま通して留めるのもありですが、
悩むのが「ゴム通し穴はあるもの、一部分がない」場合。
その際には、ボタンホールゴムやアジャスターゴムと呼ばれる、ボタンホールとボタンでウエストを調整できるゴムが大きめの手芸店で販売されています。
成長やサイズ変化が伴うお子さんやマタニティの方のボトムに、便利に使えますよ。
アジャスターゴムにボタンが添付されているものと、添付されていないものがありますが、別途ボタンを用意する際には、平たくて薄いボタンの方が体への当たりが少なくなります。
興味を持たれた方は、以下の画像をクリックすると楽天内のショップの販売ページを見ることができます。
ボタンホールゴム15mm
15mm幅
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ボタンホールゴム20mm
楽天内で一番レビューの多かった20mmです。
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ボタンホールゴム25mm
25mm幅
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ベルト通しがある場合のおすすめ「ベルトラーズ」
ズボンやスカートにベルト通しがある場合には、便利グッズの手助けを借りるのも。
ズボンのベルトループに直付けできる「ベルトラーズ」というゴムベルトがあります。
きっかけは、ウエストの割にヒップが大きいゆえに、パンツを購入するとウエストがゆるゆる。
そして、バックルの厚みで更にお腹が目立つのが恥ずかしい…と思っていた所に発見!
そして使ってみて気がついたのが、パンツがずり落ちなくなったのはもちろん、バックルの付け外しがない分、パンツの上げ下げがとても楽に!
大人用、子供用ともにあります。
興味を持たれた方は、下のリンクをクリックすると楽天内のショップの販売ページを見ることができます。
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さいごに&関連記事リンク集
私も最初は
「ウエスト部分をほどいてまでは面倒だな…」
で躊躇していたウエストのゴムの調整。
脇を少しだけ解くとゴム交換口が作れますので、お手軽に交換できると思います。
ベルトラーズやボタンホールゴムも便利に使えますね。
また、ゴム通しのコツや、ゴム通しがない場合に代用で使えるものについての記事を書いております。
下のリンクからどうぞ。
ゴム通しやひも通しの簡単なコツ途中で引っかかって通らなかったり抜けた時は?
ゴム通しやひも通しがない時の代用に安全ピンやヘアピンやストローを使う方法は?
素敵な1日を。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。