梅シロップを漬け始めてから13日目。
今年は梅と氷砂糖を同量にして、梅を冷凍したのとそのまま氷砂糖に漬けたものを経過観察してみました。
途中、片方が発酵してしまったというアクシデントがあったりしつつも完成。エキスの出方や味や香りにかなり差が出ていました。
梅シロップ13日目梅を冷凍と冷凍しないもののエキスの量の比較
少し黄色くなりかけた南高梅を使って13日。
冷凍しない梅の方は11日目から発酵が始まり、12日目に発酵が増してきたのでこれで完成という事にして、梅の実を引き上げ、シロップを加熱殺菌しました。
冷凍した梅の方は12日目の段階では味と香りがもう少し出れば…な感があり、梅の実がもう少ししわしわになるまで数日様子を見ようかと漬けるのを続けてみました。
翌日13日めで梅の実のしわっぽさが増してきたので、ここで完成として、梅の実を引き上げました。
向かって左側が冷凍した梅、右側が冷凍せずに漬けた梅の13日目の様子です。
梅の実を引き揚げた際に重さを測ってみたら、冷凍した梅の方がしわしわで軽くなっていましたら、梅シロップの量は、冷凍した梅の方が見るからに多いです。
漬け始めの分量は、共に梅の実500g、氷砂糖500gでした。
冷凍した梅 450mlの容器には入りきらず、別容器に150mlで合わせて600ml。
冷凍しない梅 440ml。
梅を冷凍すると、梅の繊維が破壊されてエキスが出やすくなると聞いてからはこの方法で作ってきましたが、味と香りが冷凍しない梅よりは弱い感じがしたので、今回は他の条件に関してはできるだけ同一にしましたが…
冷凍しない梅の方が途中11日目から発酵し、12日目で取り出したのと、加熱しても砂糖が溶けなかったものは除いたと条件が変わってしまったものの、このエキスの量の差には驚きました。
梅シロップの梅を冷凍したものの味や香りは?
10日目の段階では味も香りも梅シロップという感じがしない。と思いましたが、この3日間で、だいぶ梅の風味と香りもついてきて、クリアでさらりとした感じの涼しげな色合いに。
味も梅の風味と糖分がバランスよくなり、梅シロップと分かる味になりました。
梅シロップの梅を冷凍しないものの味や香りは?
10日目の段階では、梅を冷凍しない方が明らかに味も香りもいい!と思いましたが、この発酵してしまった!という辺りから、梅の味や香りがますます増してくる。という期待は若干外れてしまった感じが…
少し白っぽいとろみのある梅シロップとなりました。
これはこれでフルーティな香りと甘みで美味しいのですが、来年は青い梅の状態で検証してみたい所です。
さいごに&関連記事リンク集
10日目過ぎて発酵したために、こっちの方が明らかに良し!と断言しきれない結果になりましたが、早い時期の砂糖が溶け切る前に発酵させないようにするのには、まだ涼しい日も多い、5月の中頃から下旬頃の青い状態の梅が出回る頃に漬けるのが成功率が高いのかな。という感じを改めて感じました。
梅シロップの残った梅の再活用法は
梅シロップの残った梅をジャムと甘露煮に再活用作り方とアレンジ2
梅シロップの梅の実は食べられる?ジャム以外の再利用活用レシピのご紹介
梅シロップを漬けてからの途中経過などのまとめ記事は
梅シロップ関連記事まとめ作り方時期冷凍と冷凍なしの比較泡立ちかび発酵対処法漬けた後の梅
からどうぞ。
素敵な一日を(^^
最後まで読んでいただいてありがとうございますm(__)m