梅シロップを早く作るのに炊飯器の保温機能を使う。
という話も聞きますが、釜の加工によっては酸が多い料理はNGな場合も。
保温調理器としても使えるヨーグルティアを持っていたので、冷凍梅で梅シロップを作ってみました。
作り方と保温時間と温度と時間ごとの梅の経過と味の感想についてまとめてみました。
梅シロップをヨーグルティアと冷凍梅で早く作る方法
梅シロップの材料
・梅 300g
・氷砂糖 300g
梅シロップに適した品種や状態は以下のリンクの記事、もしくは巻末のまとめ記事から読むことができます。
梅シロップの作り方
1・ヨーグルティアの容器の消毒をします。
内容器の底が隠れるくらいの水を入れて、内蓋をはめます。
500wで1分半、700wで1分を目安に、水が沸騰する程度に加熱します。
小さめの容器ゆえに、手間がかからず電子レンジで消毒ができるのがいいですね。
2・梅を洗い、硬くて青い梅は、梅の重さの倍以上のたっぷりのお水に漬けて2時間を目安にアク抜きをします。
3・アク抜きが終わった梅は、水気を拭き取り、竹串で青梅のヘタを取ります。
4・梅のエキスの抽出を早くするために冷凍します。
一晩(8時間)程度でカチカチに凍ります。
5・梅と氷砂糖を交互に入れます。
詳しい手順や竹串や梅と氷砂糖を交互に入れる理由は、以下のリンクの記事、もしくは巻末のまとめ記事から読むことができます。
6・ヨーグルティアの温度を70度にして保温します。
梅シロップをヨーグルティアで保温の温度と時間毎の経過は?
ヨーグルティアで設定できる最高温度の70℃でまずは4時間保温してみました。
70℃で4時間後の梅シロップの様子
梅の表面の霜は消えて、容器もかなり熱くなっているものの、氷砂糖はほとんど溶けていません。
70℃で5時間後の梅シロップの様子
更に1時間経過、70℃で5時間後です。
氷砂糖が溶けてきて、梅も浸かってきたので、ここで味見をしてみましたが、まだ砂糖の味が強くて梅の風味は感じられませんでした。
70℃で6時間後の梅シロップの様子
70℃で6時間後です。
更にシロップの量が増えてきました。
この辺りから梅の香りも出てきて、シロップもの味も若干梅風味が出てきましたが、まだまだという感じ。
70℃で7時間後の梅シロップの様子
70℃で7時間後
梅も黄色みを帯び、シワが寄ってきました。
70℃で8時間後の梅シロップの様子
70℃で8時間後です。
更にシロップの量が増え、梅にシワも増してきました。
梅シロップを炊飯器を使って作る方法は、8時間位の保温というのを見かけますね。
この段階で味見をしてみました。
梅の爽やかな風味も出てきて、これで完成で保温をやめても良いかも…
と思いましたが、もう少し保温を続けることにしました。
70℃で11時間後の梅シロップの様子
70℃で11時間後です。
更に梅がシワっぽいですね。
味は3時間前の8時間保温とはほぼ変わりないような…
この段階で寝る時間。
もう保温をやめようかな?
とも思いましたが…
70℃で18時間後の梅シロップの様子
さらに70℃で7時間、合計18時間加熱後の梅シロップの様子です。
シロップの量は変わりないですね。
ただ、梅がかなりシワっぽくなり、それが保温をしたからより良くなったのか?
というのはなんともいえませんが…
8時間→11時間→18時間経つに従って、梅の酸味と氷砂糖とのバランスは良くなってきた感じはありました。
保温をやめて冷蔵3日後の梅シロップの様子
ここで完成ということで、保温をやめ、冷蔵保存して3日後の様子です。
梅が深緑色になり、シワシワになりました。
18時間後に少しあった氷砂糖もなくなり、シロップの色も更に濃くなり、梅の風味もよりでてきました。
水で薄めるとほぼ透明なものの、美味しくいただくことができました。
梅シロップを時短で作ってみた味の感想は?
8時間保温後の梅シロップでも、お好みによってはこれでよし!
が出せるかもしれませんが、今回は18時間経った段階のものがより梅の風味が出て美味しく感じました。
一般的な作り方では、梅シロップとして飲めるようになるのに10日程かかりますので、保温機能を使っての時短はありですね。
さらに旬が短い梅を冷凍しておき、保温機能を使うことで、室温の影響をあまり受けずに作ることができる。
という意味でもありでは?
と思いました。
保温の設定温度が25℃から70℃、タイマー設定が30分・1~48時間できることで、ヨーグルトや甘酒などの発酵食品や、低温調理をお手軽に作ることができるヨーグルティア。
今ならポイント10倍で購入できますよ。
|
さいごに&関連記事リンク集
最初は、時短で作ると風味がいまいち?と思いましたが、なかなかいい感じでした。
梅シロップについての記事は、使う梅の品種や出回る時期や作り方、梅を冷凍と冷凍なしの比較、泡立ちやかびや発酵の対処法、漬けた後の梅について書いております。
以下のまとめ記事より興味のある記事を読むことができます。
素敵な1日を。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。